コロナ禍で介護食の期待高まる なだ万とコラボデザートも(日本食糧新聞)

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新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、感染防止策による介護施設の休業や感染不安からの在宅介護が増加傾向にあり、在宅介護の強い味方となる簡便・手軽な介護食に期待が高まっている。 日本の後期高齢者人口は現在1700万人を超え、要介護認定者数は600万人以上といわれている。近年在宅介護高齢者が増加していることに伴い、介護食のニーズが高まっている。こうした中、アサヒグループ食品は「食べる楽しさ」を提案するおいしい介護食「バランス献立」初のデザート商品を老舗日本料理店なだ万と共同開発し、なだ万監修の和風デザート商品3品を7日に発売した。 市販されている介護食は開けてすぐ食べられたり、調理しやすいなどの簡便性に加え「食べたくなる」意欲を高めるような商品へのニーズが高まっている。同社が介護家族がいる40歳以上の男女に要介護高齢者用デザート購入時の重視点を調査したところ、「おいしい」「食べやすい」「栄養素」「好きなメニュー」などが上位にあがったことから、今回「バランス献立 なだ万監修 やわらかようかん」「同和風黒糖プリン」「同なめらかかぼちゃプリン」を発売する。 3品は、そのまま食べられるカップ入り商品で、「なだ万」のこだわりを自宅でも楽しむことができる。和の素材を使用し素材の風味を引き立てる上品な甘さが特徴。食べやすさは、ユニバーサルデザインフード規格で「舌でつぶせる」設計で、かたさや付着性(べたつき)に配慮した。1個60gでエネルギー100kcal、タンパク質2.0g。 「やわらかようかん」には鉄、「和風黒糖プリン」にはカルシウム、「なめらかかぼちゃプリン」には食物繊維を配合した。希望小売価格300円(税別)。 「バランス献立 やわらか食」シリーズは、2017年9月から「アサヒのおいしい介護食」としてシリーズ展開。さまざまな食材を使ったメニュー設計でバランスの良い献立作りをサポートする介護食。素材のうまみやだしにこだわり、塩分に配慮しながら、満足感のあるしっかりとした味付けをしている。簡単に用意ができ、長期保存可能。パッケージには、メニュー名やユニバーサルデザインフードの区分による食品のかたさの目安の目安、主食やおかずの区別、使用している食材をイラストで表示するなど分かりやすいデザインにしている。

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(2020/09/10)