草なぎ剛 初のトランスジェンダー役「無意識な状態で演技できた」(東スポWeb)

【リンク先抜粋】
 俳優の草なぎ剛(46)が10日、都内で行われた主演映画「ミッドナイトスワン」(25日公開)の予告お披露目イベントに登壇した。  本作は、故郷の広島を離れて東京・新宿で生きるトランスジェンダー・凪沙(草なぎ)と、育児放棄に遭った少女・一果(服部樹咲=14)の交流を通して“現代の愛の形”を描くラブストーリー。  撮影現場について、草なぎは「楽しかったですね、映画ってこんなに楽しいのかってぐらいに。メークさん、衣装さん、カメラマンさんとか全部、凪沙をみんなで愛してくれて、好きでいてくれて不思議な感じだった」と振り返った。  司会者から初のトランスジェンダー役について聞かれると、今回が演技初挑戦となった服部に助けられたという。  草なぎは「カメラの前に立つと、本当に一果にしか見えなかった。(以前に)考えていたこともあったけど、考えて演じるのではなくて樹咲ちゃんの目を見て演技したらできました」と感謝した。  服部が「ありのままの姿を出せればと思って、頑張りました」と話すと、草なぎは「本当に僕が(樹咲ちゃんに)引っ張られました。演技は経験とかじゃなく、そのままたたずんでいる姿が一番大事で、僕をゼロをしてくれた。今までで一番無意識な状態で演技ができました。無意識の“エピソードゼロの草なぎ”です」と独特な表現で、会場の笑いを誘った。  この日は公開日にかけて、世界最長となる925秒(15分25秒)の予告編が完成。「まだ見てないんですよ。でも演じているので分かってます」と笑わせつつ「たくさんの方の目に留まって、この映画に関心を持ってもらいたい。素晴らしい挑戦だな、と。今の時代思い切っていかないと!『ミッドナイトスワン』は世界に羽ばたいていきますから」と力を込めた。  コロナ禍で無事に公開を迎えたことについて、「ドキドキワクワクしている。コロナで大変なときにエンタメの規制もあって…難しい状況で無事に公開に迎えるのがうれしい」と笑顔を見せた。

続きはこちら

(2020/09/10)