ラグビー「近鉄ライナーズ」高校の部活指導 東大阪市(産経新聞)

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 大阪府東大阪市の花園ラグビー場が本拠地のラグビーチーム「近鉄ライナーズ」のコーチらが、同ラグビー場の練習グラウンドで、地元の市立日新高校ラグビー部を指導した。市が来年度予算で本格開始を検討する「トップアスリート連携事業」に先行した試験的な取り組み。憧れの選手やコーチらの指導を受けることで、「ラグビーのまち」東大阪の市立中学、高校の運動部の実力を底上げする狙いがある。  8日夜、日新高ラグビー部の練習が報道陣に公開された。近鉄ライナーズのコーチらが、高校生の選手22人に「テクニックも大事」「楽しく」「水飲んで」などと言葉をかけながら、約1時間半、パスやタックルなどラグビーの基本的なプレーの動きを一つずつ確認した。  指導はプロのノウハウを生かした練習につなげるのが目標で、8月20日~9月15日の計6日行われる。市によると「トップアスリート連携事業」は今年度は予算ゼロだが、近鉄ライナーズの無償協力で日新高での指導が実現した。  同ラグビー部のフランカー、平田泰士(たいし)主将(18)=3年=は、ライナーズのコーチからラグビーに取り組む姿勢として(1)楽しむ(2)失敗しても良いので挑戦する「チャレンジ(トライ&エラー)」(3)1年生から3年生までお互いに教えあう「相互コーチング」-の3点の重要性を学んだ。  「部員らが刺激を受け、モチベーションも上がり、会話する時間も増えた」と平田主将。花園の全国大会への切符がかかる10月の大阪府予選へ「(3年生は)最後の戦い。勝ち進んでいきたい」と決意を語った。  同ラグビー部の坪内貴司監督は「部員らの実力が日を追うごとに一段階も二段階も上がっている。プロの練習指導はとても勉強になる」と目を細めた。  一方、ライナーズの太田春樹スクラムコーチは、高校生を指導するのは初めてといい、「昔の懐かしい記憶もよみがえってきた。選手らが日々成長するのが目に見えてうれしいし、われわれも伝え方など学ぶことがある」と笑顔を見せた。  野田義和市長も視察し、「日新高が花園の全国大会へ大阪代表の枠に入る実力がついてくれれば」と語った。太田スクラムコーチは「来年度以降もぜひ練習指導をやらせてもらいたい」と協力を惜しまない姿勢を示した。  市は同事業について、来年度以降は予算をつけて事業の本格実施を検討。サッカーなど他のスポーツも含めて、市ゆか

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(2020/09/10)