清水の死亡ひき逃げ事件“飲酒運転”の疑いも(静岡県)(静岡放送(SBS))

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 9月6日、静岡市清水区の市道で79歳の女性がひき逃げされ死亡した事件です。逮捕された女が事故当時、飲酒運転だった疑いがあることがわかりました。残された家族がつらい胸の内を語りました。  <被害者の夫>「事件の二日ぐらい前に結婚して50年だった 二人でささやかだがお祝いしようとした矢先だった」  悲痛な思いをカメラの前で語ってくれたのは先日のひき逃げ事件で亡くなった被害者の夫です。  <被害者の夫>「三日ぐらい寝てない。寝ようと思うと女房が出てくる。助けて、とか」  事件が起きたのは9月6日の午後11時過ぎ静岡市清水区下野緑町の市道で、近くに住む女性(79)が乗用車にひき逃げされ死亡しました。暗闇で光るテールランプはひき逃げ事件直後にとらえられた容疑者の車とみられています。事件発生直後の現場の様子が携帯電話に収められていました。  <現場を撮影した人>「ガシャンという音がして、自転車を倒されたと思って心配になり撮影をした。車はちょっと先に行って走っていくところが見えた」  今回、事件が起きた現場は東名清水インターから直線距離で1キロ余りの住宅街です。  <和田啓記者>「広い道から1本入った、住宅が立ち並ぶこの場所でひき逃げ事件はありました。近所の人によると、この道は夜、地元の人しか通らなくなるということです」  警察は目撃情報などから近くに住む団体役員の女(76)を過失運転致死などの疑いで逮捕・送検しています。  <被害者の夫>「みんなが、しっかりしなよと声をかけてくれる。その場では、分かってるよとは言うが、一人になるとそうはいかない」  <被害者を知る人>「明るくて良い方でしたよ。大きい手術をしたばかりで入院とかリハビリを乗り越えてきたのにこんなつらい目にあって切ない」  これまでの取り調べに対し「現場を通ったかもしれない」などと容疑を認める供述を始めた容疑者ですが、ここにきて、もう一つの疑いが浮上しています。飲酒運転をしていたという疑いです。容疑者は事故を起こす前まで職場近くの飲食店で酒を飲んでいた疑いがあり、警察は10日朝、この飲食店に捜索に入りました。警察は、この店に対して話を聞くなどして、容疑者が飲酒の発覚を恐れて現場から逃げた疑いを視野に裏付け捜査を進めているとみられます。  <被害者の夫>「車は凶器。当たったら人を殺しちゃう」

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(2020/09/10)