【MLB】ブルージェイズ接戦制す 山口2勝目、ヤンキース勝率5割に(MLB.jp)

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【ヤンキース1-2ブルージェイズ】@セーレン・フィールド  昨季のヤンキースは故障者続出のなかで「次のヒーローが現れる」を合言葉に103勝をマークしたが、それと同じような戦いぶりをブルージェイズがヤンキースに見せつけた。テオスカー・ヘルナンデスの故障者リスト入りによってチャンスを得たジョナサン・デービスが今季初打席で1号2ラン。これが決勝点となり、ブルージェイズはヤンキースを2対1で破った。  ポストシーズン進出に向けた戦いが続くなか、ブルージェイズは今季14本塁打を放っているヘルナンデスが戦線離脱。過去2試合はキャバン・ビジオを二塁から外野に回して穴を埋めていたが、今日の試合では今季初出場となったデービスが大きな仕事をやってのけた。  2回裏、ブルージェイズは二死からジョー・パニックがセンターへのヒットで出塁し、続くデービスが今季初打席で左中間への1号2ランを放って2点を先制。ヤンキース先発のJ・A・ハップの好投もあり、その後は追加点を奪えなかったが、投手陣がヤンキース打線を5安打1得点に抑え、2対1で接戦を制した。  先発のタイワン・ウォーカーが無失点ながら4回88球で降板したブルージェイズは、5回表から2番手として山口俊を投入。山口は連打と四球でいきなり無死満塁のピンチを招き、一死後にマイク・トークマンの犠飛で1点を失ったが、このピンチを最少失点で切り抜け、6回表は二死からDJ・レメイヒューにヒットを許したものの、無失点に抑えた。  山口は2回37球を投げて被安打3、奪三振3、与四球1、失点1という内容で今季2勝目(3敗・防御率3.98)をマーク。ブルージェイズ5番手のラファエル・ドリスが今季3セーブ目を記録し、10個の三振を奪う力投を見せたハップは打線の援護がなく今季2敗目(1勝)を喫した。  ヤンキースに連勝したブルージェイズは、ヤンキースとのゲーム差を3に広げ、首位レイズまで3.5ゲーム差に接近。一方のヤンキースは5連敗で貯金がなくなり、背後からオリオールズが0.5ゲーム差に迫るなど、ポストシーズン進出に向けて黄信号が灯り始めている。

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(2020/09/09)