悪い習慣を止めたいとき、脳のシステムを変化させる「3つの行動」(ライフハッカー[日本版])
【リンク先抜粋】
このパンデミックの間に、自分の悪い習慣が明るみに出た、という人がいるのではないでしょうか。
あるいは、新しく悪い習慣を身につけてしまった、という人もいるかもしれません。
家での習慣のせいでリモートワークの効率が落ちてしまうという人。自分の習慣が家族を悩ますことに気づいたという人。また、スマートフォンを絶え間なくチェックしたり、毎朝アラームを6回もスヌーズする自分にうんざりしている人もいるかもしれません。
悪い習慣は、それがどのように形成されたかに関わりなく、一連の脳システムによって支えられています。
このシステムが、そのときの精神状態(欲しているもの、考えていること、感じていること)や物理的環境と、起こしたくなる行動を結びつけます。
基本的に、習慣とは、ある場所であることを考えたり感じたりしたときに、何をすることになっているのか、の記憶であるといえます。
この記憶の引き出しは非常に速く自動的に行われるので、意識することなく習慣的な行動をとることになります。
習慣は、望ましい行動をすばやくとれるようになるという意味では非常に強力です。
しかし、もうその行動が不必要になったとしても、簡単にはその習慣を止めることはできません。少なくとも、記憶が引き出されることを止めるのは不可能です。
たとえそれがもう望ましくはなくなった行動だとでも、習慣システムのせいで、その行動をとらなければいけない気持ちになってしまいます。
自著「
Smart Change
」でも書きましたが、習慣的な行動を止めようとするだけでは、習慣を変えることはできません。習慣的行動を止めるために、脳は多大なエネルギーを必要とします。
また、習慣的行動をなんとか止められたとしても、脳システムからは引き続き、その行動をとるようにとメッセージが届き続けることになります。
習慣を変えるには、別の戦略をとる必要があります。