恥ずかしがりやで授業中に手をあげられない我が子、どうすればいい?(ベネッセ 教育情報サイト)
【リンク先抜粋】
りんりんさん、拝読いたしました。
発表が苦手な子がだんだん発表できるようにしてやるためには、いろいろな方法が考えられます。
学校でできることは、次のようなことです。
・子供たちの人間関係を耕して、安心して発表できる雰囲気のクラスにする。
・おもしろくて楽しい授業を行う。
・朝の会で一文日記や二文日記を言わせて、発表に慣れさせる。
「昨日、○○さんとコンビニにお菓子を買いに行きました。買ったお菓子を半分ずつ分けて食べました」。
・発表の前にノートに書かせて、それを読むようにする。
・隣の子と二人で発表する「ペア発表」で、発表に慣れさせる。
・発表できたら、大いに褒めて自信を持たせる。
家庭でできることは、次のようなことです。
・学校で勉強するところをあらかじめ予習しておくと、授業に積極的になれます。
・一番参考になるのは教科書です。ざっと目を通したり、声に出して読んでおくのもいいでしょう。親子で内容について話し合っておくと効果的です。
・日頃から楽勉を心がけておくと、授業への予備知識が蓄えられます。
・もちろん復習で学力を定着させていくことも大切です。
・日頃から、その子のよいところを褒めて伸ばしてやることです。自分に自信が出てくれば、授業中にも積極的になれます。
以上のことを提案したうえで、さらにお読みいただきたいことがあります。
授業中に我が子が積極的に発表しているかどうかということは、親としてみれば気になるところです。授業をリードするほどではなくても、少なくとも普通くらいには発表してほしいとほとんどの親は思っているはずです。
でも私は、あまり親がそのことを子どもに求めすぎない方がいいと思います。なぜなら発表の多い少ないは、ほとんどの場合その子の性格によるものだからです。
恥ずかしがりやの子、おとなしい子、引っ込み思案の子というのは、必ずクラスに何割かいます。そういう子は、なかなか自分からは手をあげません。無理に指名されたりしても、はきはきと話すことはできないものです。