お金持ちだけのものではない?「カウンセリング」も手軽になった「ウェルネス産業」の今(LIMO)
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そもそもアメリカでは、精神衛生管理にも格差があります。例えば米人気TVドラマ『Suits』などで見るように、高級弁護士や会社役員などエリート層は有名な精神科医の元でカウンセリングを受け、仕事や人間関係のストレスをコントロールしているということはよくあることです。
しかし、精神科医やカウンセラーは場所や医師の経験や専門によっても異なりますが、30分程度のセッションでも平均200~400ドルほどと高額です。精神的な治療が必要な人ほど「保険に加入していない」「入っていてもカバーしてくれない」など経済的な問題があり、手が届かず放置して悪化するというケースが多いです。
ところが、ここ数年でオンラインカウンセリングが普及しました。保険がなくても手頃な費用で専門家の治療を受けられ、場合によっては薬の処方もしてくれます。ミレニアルズを中心に利用者が増えているようです。また、コロナ禍により対面を避けるという点でも需要が高まり、より充実したサービスが次々と市場に参入しています。