台風10号 県内では13人がけが 被害・影響広がる(MBC南日本放送)

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これまでに鹿児島県内で死者1人が確認された台風10号。県内では、被害・影響が広がっています。 奄美市では、市街地にある公園のデイゴの木が根こそぎ倒れ、自動車販売会社では倒れた看板が車のフロントガラスを直撃。屋根が飛ばされた住宅では家の中がむき出しに・・。住人は避難していて無事でした。 6日に最大瞬間風速44.8メートルを観測した屋久島町では、避難所の体育館の屋根の一部が強風で飛ばされました。 霧島市では、収獲の時期を迎えていたナシが強風で落下。全体の1割~2割ほどが落ちてしまったといいます。姶良市の重富海岸では、高潮で押し寄せた砂で海岸のベンチなどが埋ました。 東串良町では牛舎と車庫が強風で壊され、柱などが散乱。そのうち1本が道路を超えて自宅の屋根に突き刺さりました。さつま町では、樹齢およそ150年、高さおよそ7メートルの寺のご神木が倒れ、道路をふさぎました。 最大瞬間風速45.9メートルを観測した枕崎市では、海沿いの空き家が倒壊するなど複数の家屋が被害を受け、風にあおられたとみられる軽乗用車がブロック塀に乗り上げていました。枕崎市の隣、南さつま市では、風力発電のプロペラが折れているのも見つかり、強風の凄まじさを物語っています。 県などによりますと、台風10号による県内の死者は、これまでに女性1人で風にあおられ転倒するなどして13人がけがをしました。住宅などへの被害については、県内であわせて4棟が全壊や一部損壊し、県内の離島ではサトウキビが倒れるなど農作物の被害情報も入っていて、県が被害額などを調査しています。 各地で停電も続いています。午後5時現在、県内の9%ほどにあたるおよそ10万8000戸で停電が続いています。復旧作業は続いているものの、九州電力では完全復旧のめどは立っていないとしています。

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(2020/09/07)