YOASOBI『夜に駆ける』MVで大事にした、グロテスク×ポップな世界の表現(J-WAVE NEWS)
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東京藝術大学デザイン科に在学中の藍は、Twitterで発信していたメッセージ漫画が共感を集め、2018年に初の書籍『セキララマンガ 眠れぬ夜に届け』(祥伝社)を出版。椎名林檎「(生)林檎博’18 -不惑の余裕-」のバックアニメーションの一部を担当したほか、香取慎吾×祐真朋樹のファッションブランド「JANTJE_ONTEMBAAR」のイメージムービーアニメーションも手掛けている。
『夜に駆ける』や新曲『群青』でタッグを組んだYOASOBIと藍だが、なんと今回が初対面。会話は「はじめまして」と自己紹介から始まった。
藍:初めてお会いするのが公の場になるとは……。
Ayase:新型コロナの状況とかもあって、なかなか会う機会がなかったんですけど、今回初めましてということで。僕とikuraはどんな印象ですか?
藍:けっこうイメージのままというか。
Ayase:今は東京藝術大学に在学中なんですよね。僕はクリエイターとして東京藝術大学にものすごく憧れを抱いていているので、藍さんにはカリスマ感を感じています(笑)。
藍:(笑)。
藍がミュージックビデオを手掛けたYOASOBIの楽曲『夜に駆ける』は、YouTubeでの再生回数が7000万回を達成。多方面から注目を集めている。
Ayase:普通に考えると7000万回ってすごいからね。
藍:びっくりですよね。
ikura:意味がわからないくらいですよね(笑)。
Ayase:藍さんのもとにはどんな反応が届いていますか?
藍:『夜に駆ける』をきっかけに知っていただいたことがすごく大きくて。私の絵の世界観を好きって言ってくださる方も増えたし、『夜に駆ける』の世界をモチーフに絵を描いて下さる方とかもいて、すごくうれしいですね。
Ayase:藍さんが描く世界は、今までのネットシーンの音楽になかった色味やタッチ、作風で、YOASOBIの楽曲がいい化学反応でマッチしたよね。……偉そうだよね(笑)。
藍:いやいや、うれしいです。
Ayase:YOASOBIは音楽で、藍さんはアニメの世界で新しいプラットフォームを活用してきた存在だと思うんですけど、作品を届けるアプローチについてどう捉えていますか?
藍:私は小学生や中学生の頃からニコニコ動画とかを観て育ったので、作品を届けるハードルは低いのかなと思います。