KLMオランダ航空が力をいれる次世代型旅客機とは? 「フライング-V」プロトタイプが初試験飛行に成功!(GQ JAPAN)

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V字型の独創的なデザインが目を引くフライング-Vは、KLMオランダ航空とデルフト工科大学(オランダ・デルフト)が共同で開発を進めている次世代型航空機だ。 イメージ図(写真)では巨大な翼を有するように見えるフライング-Vであるものの、計画によれば、現行の双発大型旅客機のエアバス「A350」とほぼおなじ大きさになる見込みである。全長はA350より短く、全高はほぼおなじ、というもので、それゆえ、既存の空港設備(滑走路や格納庫など)をそのまま使えるという。 A350より若干短い機体を持つことになるフライング-Vは、A350とおなじ乗客数(314人)と貨物量(160立方メートル)を輸送出来るが、空気抵抗の低減および軽量化によって、同じ距離を飛行した場合、消費燃料を約20%減らせるそうだ。 今回、初飛行に成功したのはフライング-Vのスケール・モデルのプロトタイプで、全長は約2.5m。実機は約55mになることが予想されているから、およそ1/22のスケールだ。当然のことながら、人は乗れない。機体内部にはデータ収集用のコンピューターが搭載された。 同社のYouTubeでは、地上からのリモートコントロールによって、空を飛ぶフライング-Vのプロトを視聴出来る。離陸から着陸まで難なくこなしているから、V字型の胴体による飛行上の障害はひとまずなさそうだ。 フライング-Vの実用化の時期がいつになるかは明言されていない。今後も、プロトタイプを使って開発を進めていく、とされている。

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(2020/09/07)