F2モンツァのレース2でトップチェッカーのティクトゥム、燃料規定違反で失格に。チームはF2マシンの信頼性の低さを「受け入れられない」と痛烈批判(motorsport.com 日本版)

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 イタリアのモンツァ・サーキットで行なわれたFIA F2第8戦レース2では、DAMSのダニエル・ティクトゥムがトップチェッカーを受けた。彼はこれで今季2勝目を達成したかに思われたが、技術規定違反で失格となってしまった。 【動画】2020FIA F2第8ラウンド・モンツァ レース2ハイライト  2番グリッドからスタートしたティクトゥムはスタートでトップに立つと、そのまま独走状態に入り、首位をキープしたままフィニッシュした。しかしフィニッシュ直後のターン3(クルバ・グランデ)で失速し、マシンはストップ。ティクトゥムはメディカルカーに乗ってパルクフェルメへと戻った。  その後のスチュワードの調査によると、ティクトゥムのマシンからは、必要な燃料サンプルを抽出できなかったため、それが技術規則に抵触したようだ。その結果、ティクトゥムは失格処分を受けた。  スチュワードの報告書には次のように記されている。 「様々な事象を広範囲に検討した結果、スチュワードはレース後に2号車(ティクトゥム)から0.8kgの燃料サンプルを採取することができないと判断した」 「テクニカルデリゲートの報告によれば、抽出されたサンプルは0.05kgと記載されていた。これは技術規則に違反しているため、2号車は失格となる」  これによりレース2を2番手でフィニッシュしていたカラム・アイロット(ユニ-ヴィルトゥオーシ)が繰り上げで優勝となった。現在ポイントランキング4番手につけている角田裕毅(カーリン)はリタイアに終わったが、ランキングで彼の上を行くアイロット、ミック・シューマッハー(プレマ)、ロバート・シュバルツマン(プレマ)、そして同5番手のクリスチャン・ルンガー(ARTグランプリ)がいずれも繰り上がりでポイントを加算するという格好となった。

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(2020/09/07)