フェラーリ代表、悪夢の母国戦を「教訓に」……次戦ムジェロは節目の1000レース目(motorsport.com 日本版)

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 モンツァ・サーキットで行なわれたF1第8戦イタリアGPは、セバスチャン・ベッテルとシャルル・ルクレールの両ドライバーがリタイアに終わり、フェラーリにとって非常に厳しい結果となった。 【動画】ガスリー&アルファタウリ・ホンダ初優勝! 2020F1第8戦イタリアGP決勝ハイライト  ベッテルがQ1敗退となるなど既に予選の段階から苦戦していたフェラーリ。そして決勝ではベッテルがレース序盤にブレーキトラブルに見舞われてリタイアし、ルクレールも中盤に最終コーナーのパラボリカでクラッシュを喫しリタイアと、チームの地元レースは悪夢のような結果に終わってしまった。  チーム代表のマッティア・ビノットは今回のレースを振り返り「苦しい週末の最悪の帰結」だと表現した。 「予選の時点で既にかなり厳しかったが、レースを完走できなかったことはさらに悪いことだ」とビノット代表は言う。 「特にセブには信頼性の問題があったが、我々は切り替えて前を向き、これを教訓として前進する必要があると思う」 「次週には(フェラーリにとって)1000戦目のグランプリとなるムジェロが控えている。だから我々もそこに向けできる限りの準備をしていきたい」  今季のフェラーリはこれまで苦戦続き。メルセデスやレッドブルはもちろん、中団チームに迫られることも珍しくない状況だ。特に前戦スパと今回のモンツァという高速サーキットではそれが顕著だった。  今週末にはムジェロ・サーキットでの走行が始まるが、こうした別のサーキットでは改善が果たせるのだろうか? それについて、ビノット代表は次のように語った。 「スパとモンツァは我々にとって厳しいだろうと分かっていた。ワーストのひとつだろう。上手く行けば次戦は多少マシになるだろう」 「ただ最終的には現在のマシンのパフォーマンスが、我々の望んでいるものと言えないのは明らかだと思う。だが前を向き、マシン開発を進めていくことが最も重要だと思う」  ビノット代表は前戦スパを大苦戦で終えた後、チームは“嵐の中”に居るものの、まだ危機的状況にはないと主張していた。そして母国戦をダブルリタイアで終えた後も、その考えは変わっていないようだ。 「我々は前回も危機の中にいたとは思わないし、そうではないことは確信できている」 「特にセブのような信頼性の問題を抱えているときは、それが厳しい

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(2020/09/07)