ガスリーの勝利は、レッドブルにとって痛手? ハミルトン「彼は自らを降格させたチームを倒した」|F1イタリアGP(motorsport.com 日本版)

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 アルファタウリ・ホンダのピエール・ガスリーは、F1イタリアGPの決勝レースで、ピットストップのタイミング、セーフティカー出動、赤旗中断などをうまく活かし、勝利を収めることになった。このガスリーについて、メルセデスのルイス・ハミルトンは高く評価。レッドブルが昨シーズン中盤に降格させたことは、痛手となるだろうと語った。 【動画】ガスリー&アルファタウリ・ホンダ初優勝! 2020F1第8戦イタリアGP決勝ハイライト  ガスリーはレース終盤、猛追するカルロス・サインツJr.(マクラーレン)からなんとか逃げ切り、わずか0.4秒差で勝利を収めた。本来ならば勝利を狙える位置にいないアルファタウリvsマクラーレンという決着は、世界中で大きな話題となっている。  ガスリーは2017年のシーズン中盤にトロロッソからF1デビュー。翌2018年にはF1フル参戦を果たし、2019年にはレッドブルのドライバーとして抜擢された。しかし成績はなかなか振るわず、シーズン前半のみでトロロッソに再び降格させられてしまう。  ただその後の活躍は目覚ましいモノがある。今回同様大混乱となった昨年のブラジルGPでは、ハミルトンの猛追を凌ぎ切って2位表彰台を獲得。今季も、アルファタウリと名称を変えたチームに残留し、コンスタントにポイントを獲得。そして今回の勝利へと繋がったのだ。  ハミルトンはガスリーをパルクフェルメで祝福。さらにその後に応じたインタビューで、ガスリーの能力を高く評価していると語った。 「ピエールは本当にナイスガイだ。そして素晴らしい才能があると思う」  そうハミルトンは語った。 「彼がレッドブルに昇格した時、そこで公平に扱われたとは思わない。そういうことが起きると、ドライバーにとっては簡単なことじゃないと思う。それには同情するよ」 「そして必ずしも速いチームではないが、そこで自信をつけ、本当に素晴らしいパフォーマンスを手にするために、今年を過ごしてきた」 「そしてその後、彼は自分の手で勝利を掴み取った。それは簡単なことじゃないと思う。本当に感動した」  ハミルトンは、ガスリーが今回のような結果を手にしたことで、F1で良いチャンスを掴むことができることを望んでいると語った。しかしその一方で、モンツァでポイントを獲得できなかったレッドブルにとっては、ある意味では痛手になったか

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(2020/09/07)