【MLB】通算3023安打&938盗塁のルー・ブロックが81歳で死去(MLB.jp)

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 リッキー・ヘンダーソンに抜かれるまで通算938盗塁のメジャー記録を持っていたルー・ブロックが日本時間9月7日に亡くなったことが明らかになった。81歳だった。ブロックが現役時代に所属したカージナルスとカブスは、同日にリグリー・フィールドで行われた試合前にブロックへ黙祷を捧げた。  ブロックは1961年にカブスでメジャーデビューしたものの、出塁率は3割そこそこ、盗塁も1963年の24個が最多とあまりパッとしない選手だった。そこで、カブスは伸び悩みが続くブロックを1964年途中にトレードでカージナルスへ放出。しかし、このトレードが転機となってブロックは球史に残る名選手へ成長し、このトレードは「カブス史上最悪のトレード」と呼ばれることもある。  1964年途中にカージナルスへ移籍後、103試合に出場して打率.348、12本塁打、33盗塁、OPS.915の好成績をマークしたブロックは「1番・レフト」で不動のレギュラーに定着。1966年からの9年間で8度の盗塁王に輝き、35歳のシーズンだった1974年には118盗塁のメジャー新記録(当時)を樹立した(これが最後の盗塁王)。  1979年限りで引退するまでカージナルスでプレーを続け、40歳のシーズンとなった現役ラストイヤーは120試合に出場して打率.304、123安打、21盗塁をマークして史上14人目の通算3000安打を達成。背番号「20」はカージナルスの永久欠番となり、1985年には有資格初年度でアメリカ野球殿堂入りも果たした(得票率79.7%)。  3000本以上の安打を放ちながら打撃タイトルに縁はなかったが、オールスター・ゲームに6度選出されたほか、1964年と1967年にはワールドシリーズ制覇も経験。シーズン118盗塁と通算938盗塁は現在もメジャー歴代2位の大記録として残っている。  ロブ・マンフレッド・コミッショナーは「ルーは球界で最もエキサイティングな選手の1人であり、史上14人目の3000安打を達成したほか、長年にわたってシーズンと通算の盗塁記録を保持していた。3度のワールドシリーズの活躍でもよく知られていた。球界を代表する素晴らしい選手であり、彼のことは誰も忘れないだろう」とブロックの死を悼んだ。  カージナルスのオーナーであるウィリアム・O・デウィットJr.も「ルー・ブロックはセントルイス・カージ

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(2020/09/07)