楽天黒川、初安打が適時打「先輩に負けない気持ち」(日刊スポーツ)

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<楽天6-9オリックス>◇6日◇楽天生命パーク 高卒ルーキーの楽天黒川史陽内野手(19)が、記念すべきプロ初安打を初タイムリーで飾った。 【写真】プロ初ヒットとなる右前適時打を放つ黒川 1回2死一、二塁、オリックス張の145キロ直球を鋭い打球で右前に運んだ。「1打席に1球しか甘い球が来ないと思っているので、1球で仕留めようと思って打席に入りました」。2日前、初打席初犠飛初打点のデビューを飾るも安打は出なかった。プロ4打席目で生まれたメモリアル打に「素直にうれしかったです」と塁上で手をたたき、ベンチに向かって右手を突き上げた。三木肇監督は「プロとして野球を仕事としていく中で、今日のヒットでいろいろな方に感動とか喜びを与えられることを知ってもらい、チームを代表する選手を目指してほしい」と、スター候補生に期待を込めた。 春季キャンプは1軍スタート。先輩たちの顔を覚えるのに必死で気後れしそうになったが、「野球をやるだけ。年齢は違っても同じ野球選手」と割り切った。先輩にはたくさん質問してきたが、言葉よりも姿から多くを学んだ。「浅村さん、他の先輩も、一緒にプレーしている中で、1打席、1球を大事にしている。先輩方は1球の怖さ、1球の重みを分かっている」とプロのすごみを肌で感じた。 この日は5回1死一、三塁で三振、7回1死満塁で併殺打、9回も無死一塁で併殺打と、悔しさが喜びを上回った。「うまくいったり、いかなかったり。毎日試合がある中で、結果を出し続けなければいけない世界。自分は19歳ですけど、先輩に負けないぐらいの強い気持ちで毎日臨みたい」と高い意識を胸に、1歩1歩プロとしての歩みを進める。【野上伸悟】

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(2020/09/06)