【住之江ボート・GⅠ高松宮記念特別競走】下剋上もくろむ〝苦労人〟伊藤将吉(東スポWeb)
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ボートレース住之江のGⅠ「第48回高松宮記念特別競走」は7日、いよいよシリーズ最大のヤマ場、準優戦3番勝負を争う5日目を迎える。
注目の準優勝戦メンバーは〝王者〟松井繁や、湯川浩司、吉川元浩、井口佳典、今垣光太郎、池田浩二、原田幸哉ら歴戦の強豪がズラリと顔を揃えた。
そんなつわものたちを相手に、虎視眈々と下克上をもくろんでいるのが伏兵・伊藤将吉(まさよし・静岡=41)だ。
伊藤は予選最終日の4日目9Rも2着として、ここまで1、4、2、3、2着という堅実な着取りで予選を7位でクリアした。エンジンの仕上がりは「伸びは大したことないし、スリットから出ていくようなことはない」と前置きしながらも、「でも、出足はしっかりしている。回った後が強力ですね」と納得の域には達しているようだ。
SGウイナーを多数、輩出し、〝黄金世代〟と称される85期の一員。その中では遅咲きで、デビュー17年目の2016年3月・平和島クラシックでSG初切符をつかんだ苦労人だ。19年後期は出走回数不足のためB1級に降格と再び足踏みはしたが、20年前期はA2級に、そして20年後期にはきっちりA1級に復帰している。「まあ、何とかA1に戻った、という感じですけどね。でも、またSGに出たいという気持ちはある」と心が折れることはない。
同期の湯川浩司、井口佳典とともに準優戦に駒を進めた今シリーズ。次は優出を果たしてSG復帰への道を切り開く。
激戦の準優10Rは3号艇・伊藤から目が離せない。