今季ランク2位は無理? レッドブルのフェルスタッペン、ボッタス抑え込みには懐疑的(motorsport.com 日本版)
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2020年のF1はこれまでに7戦を消化したが、ドライバーズランキングは5勝を挙げたメルセデスのルイス・ハミルトンが大幅なリードを築いて首位に立っている。
【動画】2020F1第8戦イタリアGP予選ハイライト
第8戦イタリアGPの予選でもメルセデスは強さを発揮し、ハミルトンがポールポジションを獲得。王座へ向かってひた走っている状況だ。
一方、ランキング2番手のマックス・フェルスタッペン(レッドブル)は予選で5番手と振るわない結果に終わったが、彼はバルテリ・ボッタス(メルセデス)との戦いでランキング2番手を守り抜けるかどうかを、疑問に思っているようだ。
現在フェルスタッペンとボッタスのポイント差はわずか3。イタリアGPではそのボッタスが2番手につけていることから、逆転される可能性は高い。
フェルスタッペンに今シーズンのターゲットを尋ねると、彼は「とにかく、チャンピオンシップを3位で終えることだろう」と答えた。
「2位につけていることが、既に驚きなんだ」
「僕らはとても一貫性があるし、思うに何度かは期待以上だった。それに間違いなくあの(F1 70周年記念GPの)勝利には助けられている」
「僕としては、チャンピオンシップを争っていると感じたことは決してない。毎週末7ポイントを失っているんだ。序盤の20~30ポイントのような差のときは、争っているように見えてしまうものなんだ」
「だけど今、ポイント差は47だ。そして明日になれば、より差は開くだろう。多分50ポイント差になるだろうね」
「僕はその争いに参加するつもりだとは言っていない。ただ毎回可能な限りベストな結果を得ようとしているだけだ」
「僕は常に『可能な限りベストな仕事をしたか?』と自分を見つめている。それこそ僕がレースウィークごとに達成しようとしていることだ」
前述のとおりレッドブルはモンツァ・サーキットでの走りに苦戦している。ただフェルスタッペンは低ダウンフォースのコースではレッドブルがより厳しい状況になると予想していたため、予選5番手にもがっかりしすぎることは無かったという。
「レースウィークに入るときは、ベストを尽くそうとしている」
「もちろん誰もが望みを口にすることはできるけど、僕は幼い頃から現実的であることの必要性を常に学んできた。おそらくそれが時には落ち込んでるように聞