「イヤホンのしすぎで耳の穴にカビ」耳鼻科医が警告する危険な“耳トラブル”(週刊女性PRIME)

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 聞こえが悪くなる『難聴』は主に2つに分類される。  耳垢(あか)詰まりや中耳炎、鼓膜損傷などで聞こえにくくなる『伝音性難聴』と、音を脳に伝達する神経系に異常をきたす『感音性難聴』だ。  前者は基本的な治療法が確立されているが、後者は必ず治るという保証がない。  後者に含まれる『突発性難聴』は片方の耳が聞こえなくなる。原因は不明。40代~60代が多く発症するといわれているが、10代の患者もいる。 「発症後1週間以内に治療を行った場合、4割ほどは完治すると言われています。ただし、早期に治療を始めたとしても、発症時に高度な難聴や激しいめまいがある場合は治りにくいと言われています」  特に初期の治療が遅れると回復は難しく、その後の治療でも聴力が回復する可能性は低い。 「難聴のほか、耳鳴りや耳詰まりが残ります。また片方が聞こえないと音をステレオで聞きとれなくなるので、音の聞こえている方向がわからなくなります」  と病気の深刻さを伝える。 「朝起きたら突然聞こえなくなっていた、というパターンがいちばん多い。テレビを見ている途中で聞こえなくなった、という人もいます。ただ、一生に1度しかかからないことが多い。ごくまれに両耳がなる人もいますが、一般的には片耳だけです」  耳の病気に悩まされたことを告白した芸能人も多い。  KinKi Kidsの堂本剛、歌手の浜崎あゆみ、山本譲二、藤あや子、芸人のたむらけんじらは『突発性難聴』を打ち明け、歌手の久保田利伸、八代亜紀、俳優の今井翼(当時「タッキー&翼」)らは『メニエール病』により活動制限を余儀なくされた。 「突発性難聴と違い、メニエール病の場合は何度も繰り返します。低音障害型感音難聴も難聴や耳鳴りを発症しますが、治療の改善率は6割ほどと高い。ただし、これらは過度のストレスや疲労で発症することが多いため、治療して聴力が改善しても、生活のリズムが整わないと再発することがあります」

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(2020/09/06)