木村カエラ、自身初のオンラインライブ コンセプチュアルなステージで魅了:レポート(MusicVoice)

【リンク先抜粋】
 昨年6月にデビュー15周年を迎えた木村カエラは、今年3月には浜辺美波主演のドラマ「アリバイ崩し承ります」の主題歌「時計の針 ~愛してもあなたが遠くなるの~」を収録したミニアルバム『ZIG ZAG』をリリース。同作の発売記念ライブやアニバーサリーイヤーのフィナーレを飾る「15th Anniversary special LIVE」などを予定していたが、新型コロナウィルス感染拡大防止に伴い、全企画が中止となり、新たなチャレンジとしてオンラインライブの開催を決定。木村カエラにとっては、昨秋の全国「いちご狩り」ツアー以来、約10ヶ月ぶりのワンマンライブで、モチーフとなったのは “いつまでも子供の気持ちでいられる”ネバーランド。演出振付家のMIKIKOが初参加し、ストーリー性のあるコンセプチュアルなステージを展開した。  開演時間になると、バンド鳴らすジャングルを思わせるビートに合わせてタイトルロゴが映し出され、ステージではなく客席フロアに尖った耳をした妖精のバレリーナが姿を現した。インディアンの儀式を想起させるワイルドなダンスによってライブハウスは一気にファンタジーの夢の世界へ。やがて、円の中央にピーターパンのようなモスグリーンの衣装に身を包んだカエラが歩み寄り、強張った心と身体を優しくほぐすように「Sun shower」を開放的に歌い上げ、カメラに向かって「こんばんは、村カエラです。みなさん、NEVERLANDにようこそ」とあいさつ。「NEVERLANDは夢の国なので、今日はみなさんにとんでもない夢の国に連れて行きたいと思います」と本公演のコンセプトを明かしたあと、「みなさんに妖精の粉をかけたいと思います、一緒にNEVERLANDに行こう」と語りかけると、画面には金色に輝く妖精の粉が振りかけられた。  そして、リリース当時、ジャケットで自身がティンカーベルに扮したフェスの鉄板曲「Magic Music」では、「みんなに早く会いたい!」と絶叫し、自分の手で未来を掴む強さを歌った速いパッセージのピアノロック「Super girl」で熱気はさらに上昇。ここで、バンドメンバーを「歳を取らなくなった子供たちことロストボーイ」と紹介。コロナ禍で発売記念イベントが中止なってしまったことにも触れ、離れては合わさる男女のすれ違いをテーマにした「時計の針 ~愛してもあなたが遅くなるの~

続きはこちら

(2020/09/06)