ソフトバンクが本拠地で宿敵ロッテに屈辱3連敗 工藤監督は「現実を受け止め」徹底対策(東スポWeb)
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首位ソフトバンクは6日、2位ロッテ戦(ペイペイ)に2―4で敗れ、今季初の同一カード3連敗を喫した。ロッテに本拠地で3タテを食らうのは2013年以来、7年ぶりの屈辱となった。
連勝中だった石川柊太投手(28)が5回の先頭への四球をきっかけに加藤に先制打、菅野にも適時打を浴びる。さらに安田に痛恨の2ランを被弾して一気に4点を失った。2回から4イニング連続で先頭打者に四死球を出すなど制球が定まらず「先頭バッターを出さないようにという気持ちが強すぎた」とうなだれた。右腕は約2年ぶりの黒星で18年8月から続いた連勝は11でストップ。開幕からの連勝も6で止まった。
打線も6回に2点を返すのが精いっぱい。投打がかみ合わず天敵に敗れた工藤公康監督(57)はしっかりとした口調で「あと一本というところが出なかった。チャンスがあっても相手に粘られ、抑えられてしまう。そこがロッテの良いところ。バッテリーも含めて、しっかりコントロールされるとなかなか出ない。それが現状」と振り返った。
昨季8勝17敗と大きく負け越した宿敵に今季も3勝8敗1分けと大苦戦。3年ぶりのリーグ制覇は残り12試合あるロッテとの直接対決でやり返さなければ見えてこない。「「甘い球を『待って待って』ではなかなか最初から打っていけない。インサイドなのかアウトサイドなのか割り切って打ちにいかないと攻略は難しい」と具体例を挙げ、ロッテ戦の対策と戦略の見直しに入ることを明かした。
「負けているという現実を受け止めて対処しないといけない」。言葉には雪辱への闘志が満ちあふれていた指揮官。やられたらやり返す――。