ティーム「偉大なチャンピオンを相手に良い勝利」チリッチ撃破で16強<男子テニス>(tennis365.net)

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テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は5日、男子シングルス3回戦が行われ、第2シードのD・ティーム(オーストリア)が第31シードのM・チリッチ(クロアチア)を6-2, 6-2, 3-6, 6-3で下し、2018年以来2年ぶり5度目のベスト16進出を果たした。試合後にティームは「偉大なチャンピオンを相手に良い勝利をおさめられた」と自信を口にした。 【ティームら全米オープン対戦表】 2014年の同大会を制しているチリッチと対戦したティームはこの日、第1、第2セットを獲得し勝利に王手をかける。しかし、第3セットではファーストサービスが入る確率が41パーセントと大幅に落ち込むと、チリッチに1度ブレークを許し、勝負は第4セットへ。第4セットではチリッチに5度のブレークチャンスを与えたもののこれを全て凌ぎ、2時間27分の熱戦を制した。 試合後の会見でティームは「今日は偉大なチャンピオンを相手に良い勝利を収められたから、これを励みにしたい。自分の気持ちを高めてくれるはずだ」と語った。 続けて「まだ100パーセントではないんだ。もっと上を目指すには、まだ自分のレベルを上げなければならない。このハイレベルな大会では、試合を重ねるごとに自動的に改善していくものだと思う。基本的には自分のゲームの全てを改善していきたい。今回も、試合を重ねるごとに良くなっていると思っている」と話した。 四大大会初制覇を狙う27歳のティームは、ベスト8進出をかけて、4回戦で第15シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)と対戦する。20歳のオジェ アリアシムは3回戦で世界ランク77位のC・ムーテ(フランス)をストレートで下しての勝ち上がり。 ティームはオジェ アリアシムについて「彼がトップになるのは時間の問題だと思っている。偉大な選手で弱点がない。けど、彼にはまだ経験が足りないはず。グランドスラムで2週目に残るのは初めてだろうから、それは僕にとって有利な点だと思うよ。試合は楽しみにしている。僕ももう若くはないからこういった選手たちとやれるのは本当に楽しみだ。素晴らしい試合になるはずだよ」と説明した。 同日には第3シードのD・メドヴェデフ(ロシア)、第第6シードのM・ベレッティーニ(イタリア)、第10シードのA・ルブレフ(ロシア)らがベスト16へ駒を進めた。

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(2020/09/06)