パソコンやスマホなどでコミュニケーションをとることが、フレイル予防になる【今日からできるフレイル対策】(サライ.jp)

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長期にわたる外出自粛が解除されたとはいえ、これまでのような生活が戻ったわけではない。これまでアクティブだった人ほど、一時的にせよ生きがいが見いだせなくなってしまったという。 「自宅を400万円かけて料理教室用にリフォームしたのに、コロナ禍になって投資が無駄に。これまで頑張ってきただけに、何をする気も起きません」(63歳・女性) 「趣味の登山ができなくなり、散歩をしているだけで悪いことをしているような気がすることに、堪えています。一人暮らしなので、自分が感染するのも怖い。趣味の仲間は個人的に連絡するほどの関係ではなく、孤独を感じています」(70歳・男性) 「決まっていた再就職の話がなくなり、誰とも連絡せず家でボーッとテレビを見ています。悪いニュースばかりやっていて、気が滅入ることも。もともと出不精だから、仕事でもないと外に出ないんです」(65歳・女性) シニア世代に、コロナ禍中の生活を聞き、以前に比べて元気がなくなったと答えた人の共通点は「気軽に連絡ができる話し相手がいない」ことだった。 人とのコミュニケーションの機会が激減することで、「フレイル・サルコペニア」の悪化につながると、若林秀隆先生は指摘する。 「フレイル・サルコペニアを語るうえで、身体面、精神心理面、社会面と3つの観点からお話しするのですが、外出自粛生活は、この3つの観点からも、悪い影響があることが考えられるのです」(若林先生) コロナ禍での大きな問題は、外出の機会が激減するだけでなく、対面で人と会いにくくなったことだ。 「体を使う機会が少なくなり、さらに人と会話をしなくなるわけですから、フレイル・サルコペニアのリスクが高まります」(若林先生) 人と会話することは、フレイル・サルコペニアの予防に有効なのだ。人と会う場に足を運ぶことは運動になり、身体面のリスクが減る。洋服選びなど、身なりを整えることは頭を使う。会話には、緊張感とリラックスを持ちながら、頭をフル回転し、体を使う。 「精神心理面と、社会面はつながっており、社会的フレイルとは“社会活動への参加や社会的交流に対する脆弱性が増加している状態”です。具体的には、“外出頻度が 1 日 1 回未満の閉じこもり傾向” や、“同居している家族以外との交流が週 1 回未満”である状態などが目安です」 「新しい生活様式」は、社会的フレイルを深

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(2020/09/06)