指揮官も司令塔も認める完敗…昨季王者の横浜を凌駕した首位・川崎のクオリティ(SOCCER DIGEST Web)

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[J1リーグ14節]横浜1-3川崎/9月5日(土)/日産  敗軍の将はさばさばとした表情で言った。 「彼らの勝ちに等しい試合展開だったと思う」 【動画】大卒ルーキー三笘が2発!レフティ家長が逆転弾!川崎が横浜を撃破  普段は敗れても自分たちのパフォーマンスについてのみ言及するポステコグルー監督が、この日ばかりは完敗を認めているかのような口ぶりだった。  開始2分にマルコス・ジュニオールの今季9点目で先制したまでは良かった。しかし、その後は徐々に技術と完成度で上回る川崎のペースに。横浜自慢のハイプレスはタッチ数の少ないポゼッションにいなされ、対角線上に生まれたスペースを突かれてピンチを招く。三笘薫の同点ゴールは横浜が弱点を突かれた格好で、川崎にとっては狙い通りの形だった。  後半に入ると、前線からの圧力を強めてきた川崎に対してミスが頻発してしまう。立ち上がりの時間帯にティーラトンと畠中槙之輔が自陣で続けざまにパスミスからボールロスト。さらに天野純が相手のプレッシャーに屈してスローインを献上した。  3度目のチャンスを逃さないあたりが、川崎が首位を独走している所以だろう。大島僚太が相手の最終ラインと入れ替わるように抜け出し、最後は家長昭博が逆転となるゴール。その2分後には再び三笘に得点を許し、横浜は後半開始5分であっという間に2点のビハインドを背負ってしまった。 「一瞬の隙を見せるとフロンターレのようなチームは得点につなげてくる」と天野はうなだれた。失点せずにピンチで踏みとどまっていれば大きな傷にはならないが、これだけきっちりゴールネットを揺らされるとダメージ大だ。  前節の神戸戦ではGKからビルドアップのミスがそのまま失点となった。あるいはハイラインの背後をいとも簡単に攻略されての失点もこれまで多かった。しかし自分たちのスタイルを貫いて自陣からボールをつないだ結果、相手のプレッシャーをかいくぐれずに奪われ、そのまま失点したケースは、実はほとんどない。

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(2020/09/06)