K1王者安保瑠輝也おとこ気あふれる「バット折り」(日刊スポーツ)

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K-1スーパーライト級王者の安保瑠輝也(あんぽ・るきや、24=team ALL-WIN)がおとこ気あふれる「バット折り」でファン層拡大に貢献した。 【写真】バット折りを行った安保瑠輝也 6日は自身のトレーナーが通っている近畿医療専門学校(大阪市北区)のオープンキャンパスに参加。スポーツトレーナーを夢見る高校生らに魅力を伝えた。 9月22日に控えた3度目の防衛戦まで、残り16日。減量も本格化する中、マイクを握った安保が誓った。 「今からバット折りをします。木なので結構、痛い。大きい声を出しますよ」 緊張感漂う中で木製バットを一蹴りで折ると、参加者の拍手に包まれた。 「最終学歴は中卒ですし、オープンキャンパスに呼ばれるような人間じゃないです」 そうほほえみながら「スポーツトレーナーは脇役のイメージがある。でも、アスリートから言わせてもらえば主役。本気で目指す価値のある仕事だと思います」と王者の目線で伝えた。 大事な時期になぜ、ここまで体を張ったのか-。 安保は控室に戻ると、冷静な口調で思いを発した。 「格闘技のことを知らない人が自分に興味を持って、格闘技が普及する流れを作りたいと思っています」 自身のYouTubeチャンネルは登録者数16万人超え。先日、サウナに足を運ぶと、自然と輪が生まれ、雑談をしたこともあったという。「K-1王者」に満足せず、格闘技の発展を願うからこそ、参加者を喜ばせるために一肌脱いだ。 今月22日の「WORLD GP 2020 JAPAN」(エディオンアリーナ大阪)では、山崎秀晃(33)と再戦する。2年前にはKO勝利を挙げて「年間最高試合」と評価された。安保は「山崎選手は強い選手。全てを懸けてくる」と敬意を表した上で「自分とは目指している場所が違う」と自信をみなぎらせた。 「日本格闘技界の顔になる。K-1のベルトは1つの目標ですが、僕が目指してきたのは、そこじゃない。この試合を最後にして(2階級上の)スーパー・ウエルター級に階級を上げます。みんながビックリするような、挑戦をしたい」 最高の試合を置きみやげに、スーパーライト級へ別れを告げる。【松本航】

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(2020/09/06)