FIA F2モンツァ:レース2はティクトゥムが勝利。角田裕毅は不運なマシントラブルで無得点(motorsport.com 日本版)
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FIA F2第8戦のレース2がイタリアのモンツァ・サーキットで行なわれた。優勝したのはDAMSのダニエル・ティクトゥムで、角田裕毅(カーリン)はトラブルにより21位に終わった。
【動画】2020F2第8ラウンド・モンツァ レース1ハイライト
前日に行なわれたレース1で優勝したのは、プレマのミック・シューマッハー。4戦連続の表彰台となり、ランキング3番手に浮上した。これでタイトル争いは混沌の様相を呈しており、ロバート・シュバルツマン(プレマ)とカラム・アイロット(ユニ-ヴィルトゥオーシ)が134点、シューマッハーが131点、角田が123点と上位4名は僅差だ。
レース2はレース1の上位8台によるリバースグリッドとなり、ルイ・デレトラ(チャロウズ)がポールポジション。その隣にはダニエル・ティクトゥム(DAMS)がつけた。ランキング上位勢はアイロット3番グリッド、角田5番グリッド、シューマッハー8番グリッド、シュバルツマン9番グリッドだ。
21周のレースがスタート。ティクトゥムが先頭に躍り出てオープニングラップを終え、デレトラ、アイロット、角田と続いた。
しかし2周目、角田のマシンが突如スローダウン。ピットインして確認作業を行なった後に再スタートしたが、ラップダウンとなり勝負権を失ってしまった。
5周目を終了し、上位はティクトゥム、デレトラ、アイロット、シューマッハー、周冠宇(ユニ-ヴィルトゥオーシ)というオーダー。ティクトゥムはデレトラに対して1秒以上のリードを築き、安定して首位をキープした。
シューマッハーは周と4番手争いを繰り広げていたが、ターン1へのブレーキング競争の際にタイヤをロックさせてしまいオーバーラン。6番手に後退した。しかし周の方が直後にスローダウン。戦列から離れてしまった。
レースは後半戦に突入。アイロットはデレトラに接近し、12周目のターン1でオーバーテイクし、2番手に浮上した。首位ティクトゥムとのギャップは3.5秒だ。
残り5周、10番手を争っていたフェリペ・ドルゴビッチ(MPモータースポーツ)がターン1でロイ・ニッサニー(トライデント)に追突されてスピン。コース上にマシンが止まってしまう形となり、バーチャルセーフティカーが出された。
レースが再開すると、首位ティクトゥムは快調なスタートを切ったが、2番手以下の