金正恩氏、台風対策「不備」と厳しく 被災地で政治局拡大会議(産経新聞)

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 【ソウル=名村隆寛】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は5日、台風9号による被害を受けた日本海側の咸鏡北道と咸鏡南道を視察し、海沿いでの安全対策に不備があったことを厳しく指摘した。朝鮮中央通信など北朝鮮メディアが6日、伝えた。  台風は2日から3日にかけ朝鮮半島を通過し、家屋など約千世帯が破壊されたという。金氏は被災地で被害状況の報告を受け、党の政治局拡大会議を開催。災害からの復旧を「重要な政治活動」として捉えるべきだと強調した。同会議の被災地での開催は異例。会議には朝鮮人民軍の朴正天(パク・ジョンチョン)総参謀長らも参加した。  金氏は、咸鏡南道の党委員長を解任し、後任に党組織指導部の副部長を充てた。  また、金氏は首都平壌(ピョンヤン)の党員に送った公開書簡で、被災地への支援者派遣のため、平壌の党員約1万2千人からなる組織の発足を決めたことを明らかにした。書簡では10月10日の党創建75周年と来年1月の党大会に言及し、被災地の早期復興に向けた協力を呼びかけた。  5日付の党機関紙、労働新聞は、台風9号で南東部の江原道や元山で数十人が死亡したと伝えている。

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(2020/09/06)