歴史的海戦を描く『ミッドウェイ』、R・エメリッヒ監督のインタビュー映像が公開(ぴあ)

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日本の運命を決した歴史的海戦を描く映画『ミッドウェイ』が9月11日(金)に全国公開される。この度、ローランド・エメリッヒ監督のインタビュー映像が公開された。 第2次世界大戦の中でも、歴史を左右するターニングポイントとなった激戦として知られるミッドウェイ海戦。激突したのは、日本とアメリカ。1942年、北太平洋のハワイ諸島北西のミッドウェイ島に、巨大な航空母艦、世界最大の大和を含む超弩級の戦艦、戦闘機、急降下爆撃機、潜水艦が出動し、空中、海上、海中、そのすべてが戦場となった。本作では、司令官たちの緊迫した頭脳戦、パイロットたちの壮絶な空中戦、彼らを船上から迎え撃つ決死の海上戦が描かれる。 監督は『インデペンデンス・デイ』シリーズのローランド・エメリッヒ。20年に及ぶリサーチと新たに発見された日本軍側の資料をもとに、両軍に敬意を捧げて史実を再現したという。キャストには、山本五十六、チェスター・ニミッツをはじめとした実在の人物を演じるために、ウディ・ハレルソン、パトリック・ウィルソン、デニス・クエイド、アーロン・エッカート、豊川悦司、浅野忠信、國村隼など日米の実力派俳優が集結した。 公開されたインタビュー映像はハワイのプレミアイベント時に行われたもの。エメリッヒ監督がいかに日本側の描写に力を注いだか、そして本作に込めたメッセージも垣間見える映像となっている。 最初に豊川悦司、浅野忠信、國村隼の日本人俳優を起用した経緯について「僕たちは運が良かったんだ」と、マーティン・スコセッシ監督作『沈黙-サイレンス-』でもキャスティングを担当した、日本の女性プロデューサーに紹介してもらったことを明かす。しかし、言葉の問題は大きかったようで、通訳を必要とする会話に苦労があったようだ。それでも「素晴らしい経験だった。撮影の最後3週間は日本映画だったからね」と日本側をしっかりと描いていることを強調。 日本人俳優の演技については「素晴らしかった」と太鼓判を押した。ほとんどのアメリカ人俳優は共演シーンがなく、初めて日本側のパートを見た時、皆が関心していたそうで「アメリカで試写をした時、何度も耳にしたのは、日本人俳優たちを絶賛する声だった」と振り返った。 本作でもっとも苦労した点については「何も実在しない映画だった」と現存するものが少なく、ほとんどのものを一から作った点を挙げる。視覚効果

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(2020/09/06)