鹿児島県内に影響広がる 台風10号 ドキュメント(MBC南日本放送)
【リンク先抜粋】
鹿児島県内の広い範囲を暴風域に巻き込みながら、北上を続ける台風10号の、これまでをまとめました。
雨風非常に強い勢力を保ち6日朝、奄美地方に接近した台風10号。奄美地方は全域で暴風域に入りました。
(記者リポート)「台風が最接近している奄美市です。高波が次々とブロックを乗り越えていきます」
十島村の中之島では午後2時半過ぎに、最大瞬間風速44.7メートルを観測しました。奄美市では住宅への被害も出ています。また、午後2時現在、奄美地方や種子島・屋久島地方で合わせて2万8000戸あまりが停電。復旧作業は台風通過後からだということです。
(記者リポート)「屋久島町午前11時半です。大きな雨粒が窓をたたいています」
屋久島町北部では、午前11時40分までの1時間に120ミリ以上の猛烈な雨が降ったとみられ、記録的短時間大雨情報が出されました。台風が接近している鹿児島県本土でも6日朝から様々な影響が出ています。
(記者リポート)「鹿児島空港発着は全便欠航となり、午前10時に空港ビルは閉鎖されました」
また、JRの在来線は6日は終日運休。九州新幹線も午後から運休しています。また、商業施設でも臨時休業が相次ぎました。
そして、近づく台風に備え、様々な対策をしている人が見られました。
(備える人 枕崎)「(備えるのは)初めてですね。いつもはあまりシャッターも閉めないんですけど、今回だけはと思って」
台風10号の勢力を考慮し、多くの人が避難所やホテルなどに避難しています。
(避難した人 鹿児島市避難所)「今回の台風が大きいし、危険だから避難しようということで来ました」
(避難した人 枕崎市避難所)「大きいと聞いたものですから怖くて」
(避難した人 枕崎市ホテル)「頑丈な建物の方が無難だと思う。だから避難してきた。結婚して住んで40年たつが初めて」
(ホテルの従業員 枕崎)「2、3日前から満室。異例のこと」
鹿児島県本土に最接近しつつある台風10号。まだまだ厳重な警戒が必要です。