予選モード廃止のF1第8戦 イタリアGP、予選はメルセデス勢が圧巻の1ー2 レッドブル・ホンダは予選5位に(Impress Watch)

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 9月6日22時10分(日本時間)、F1第8戦 イタリアGPの決勝がモンツァサーキットで開催される。決勝前日となる5日、予選(Q3)が行なわれメルセデスのルイス・ハミルトン選手(44号車、メルセデス)が1分18秒887でポールポジション。2位もメルセデスのバルテリ・ボッタス選手(77号車、メルセデス)で1分18秒956となり、メルセデスがフロントローを占めるおなじみの展開。3位はレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン選手が位置することが多かったが、今回はカルロス・サインツ選手(55号車、マクラーレン・ルノー)、セルジオ・ペレス選手(11号車、レーシングポイント・BWT・メルセデス)と続き、マックス・フェルスタッペン選手(33号車、レッドブル・レーシング・ホンダ)は5位に。 【この記事に関する別の画像を見る】  メルセデス勢とのタイム差では、メルセデス勢のみQ3で1分18秒台に突入しており、3位以下とは約0.7秒差となっている。  今回のイタリアGPで注目されたところは、予選モードが禁止されたこと。正確には予選、決勝ともPU(パワーユニット)は同じモードで走行する必要があり、これまでのように予選のみPUの出力を上げるということができなくった。これでメルセデス勢の独走状態に変化が出るかと思われていたのだが、予選に関して言えば従来と変わらず、ホンダ勢に不利に働いてしまったように見える。  もちろん肝心なのは決勝でどのくらいパフォーマンスが最後まで出せるかにあるのだが、それは決勝が終わってみるまで分からないだろう。 ■予選モードの廃止によって、どこが有利となるのか?  予選モードの廃止は、予選でPUにかかっていたパワー出すための負荷がなくなることにつながる。つまり、その分だけ決勝においてPUに負荷をかけ、決勝時のパワーを引き出せることになる。しかしながら、その負荷は全体のレース状況を見ながら分散されており、このイタリアGPで強めの負荷がかけられたかどうかは微妙なところだ。  ホンダF1テクニカルディレクター 田辺豊治氏は、前戦ベルギーGP終了後の会見で、ベルギーGPに引き続き高速サーキットのイタリアGPで戦うにおいて「今年1スペックで6戦から7戦戦わなければならないところ、高速サーキットの最適な使い方はやっています」とコメント。  予選モードを廃止す

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(2020/09/06)