8歳年収28億円 寡占化進むも夢あるユーチューブ(日刊スポーツ)

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<ニッカンスポーツ・コム/芸能番記者コラム> たまに孫の面倒をみるようになって、ユーチューブは子どもをあやすのに便利なツールだとつくづく思う。携帯電話や、iPad(アイパッド)のような持ち運びやすいタブレットで動画再生すれば、どこにいても、あっという間に夢中にさせられる。新手のおもちゃや絵本探しにきゅうきゅうとした一世代前の子育てとは大違いだ。 先日、ユーチューバーにまつわる企画記事を書く機会があって、あらためて資料を手繰ってみると、「子どもを対象とした子どもが出演する動画」は他の動画に比べて視聴回数が4倍という昨年のデータも出てきた。中学生のなりたい職業のトップ(ソニー生命の調査)というのもうなずける。 昨年、世界でもっとも稼いだユーチューバーは米国の日系少年ライアン・カジ君(8)で、年収28億円というのだから、確かに夢がある。 一方で、日進月歩が「秒進時歩」になった時代に、一般に知られるようになって10年あまりのユーチューブでは、上位3%のユーチューバーが全再生回数の90%を占める寡占化が進んでいる。この壁を突き崩すのは至難の業だ。 ITジャーナリストの高橋暁子さんによると「チャンネル登録者数が1000人、再生回数10万回程度の『普通のユーチューバー』の月収はせいぜい5000円から1万円程度にしかならない」そうだ。 かつては、なりたい職業ランキングの上位にプロ野球選手やサッカー選手があったが、最近の子どもたちは、鍛錬や精進の過程を想像してしまうと、それを避けるような傾向があるように思う。昨年の調査では2位にプロeスポーツプレーヤーも入った。が、ユーチューバー同様に夢と現実の差は決して小さくないだろうし、そこには間違いなく鍛錬の過程もあるはずだ。 と、いろいろ考えつつも、たまに孫をあやしたり、自分の時間つぶしのために人気上位のユーチューブチャンネルの再生回数を上乗せしている現実がある。

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(2020/09/06)