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　J１リーグは９月５日、各地で第14節の９試合を開催。ヤンマースタジアム長居では、セレッソ大阪対浦和レッズの一戦が行なわれ、C大阪が３－０の快勝を挙げた。 　 　２位・C大阪のホームに、５位・浦和が乗り込んだ上位対決。ともに１試合未消化の状態で、両チームの勝点差はわずか４。首位の川崎フロンターレを追撃するために、お互いになんとしてでも３ポイントが欲しいところ。 　 　雷雨により当初の予定から30分遅れてのキックオフとなった試合は、前半からカウンターの応酬となり、ともに前半から好機を創出。C大阪は、８分に松田陸が右サイドの敵陣中央からグラウンダーのクロスを供給。ペナルティエリア内で清武弘嗣が右足で合わせるも、シュートは枠を大きく外れてしまう。 　 　一方で浦和も積極的に攻勢に出る。16分にはCKのこぼれ球に反応した山中亮輔が、ペナルティエリア手前左から強烈なシュートを放つも、相手DFのブロックに遭う。その後も攻守が激しく入れ替わる攻防戦が続き、お互いに押し込む時間帯を作ったものの、フィニッシュの精度を欠き得点は生まれず、スコアレスで前半を折り返す。 　 　C大阪はハーフタイムに柿谷曜一朗に代えて２トップの一角に奥埜博亮を配置。後半立ち上がりからその奥埜が前線でボールをキープして攻撃のアクセントとなる。 　 　試合が動いたのは48分。清武のサイドチェンジから右サイドで受けた坂元達裕が仕掛け、クロスを供給する。これにファーサイドで反応した都倉が、高打点のヘディングで逆サイドのネットを揺らす。６節以来の先発出場を果たした都倉が、今季初ゴールを挙げ、指揮官の期待に応えた。 　 　その後は65分に、レオナルドにペナルティエリア内でシュートを放たれるも、守備陣が身体を張って防ぐ。すると74分、坂元が右サイドで華麗に相手を交わしてゴール前付近まで持ち込みクロスを供給すると、これが相手DFに当たりオウンゴールとなる。 　 　さらに、終了間際の90＋３分にはJ１初出場の藤尾翔太が初ゴールを挙げ、結局３点にリードを広げたC大阪がクリーンシートを達成し３－０の快勝。勝点を30に伸ばし、２位をキープした。 　 　次戦は９日にともにホームで、C大阪が北海道コンサドーレ札幌と、浦和はサガン鳥栖と15節を戦う。 　 構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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(2020/09/05)