選手会長、時松が逆転Vへ猛追 フジサンケイクラシック第3日(産経新聞)

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 ツアー再開に向け、選手会長として奔走してきた時松が、ラウンドでも存在感を示した。アマチュアの金谷と並ぶ、この日最少の65と猛チャージをかけ、14位から2位に浮上。「今のところ、いいプレーができている。明日まで集中力を切らさずにやれたらいい」。首位に1打差で迎える最終日へ、気合をみなぎらせた。  スタートホールで勢いに乗った。144ヤードを残した1番(パー4)、ピッチングウエッジで寄せにいった第2打が、そのままカップに入った。「今日どうなるかな」。望外のイーグル発進に、かえって不安もよぎったというが、2番でもバーディーを奪取。「難関の5番までにアンダーパーでいく」という目標を達成して流れをつかみ、後半9ホールはボギーなしの3バーディーとそつなく回った。  1月に就任した選手会長としての業務はコロナ禍で増大し、2週間に1度は会議に出席。外出自粛の影響もあり、例年ほどの練習時間は確保できていないが、「池田、石川、小鯛の副会長3人には相当フォローしていただいている。疲れたなんて言ったら(池田)勇太さんに怒られる」と弱音ははかない。  九州の広範囲を襲った7月の豪雨では、大分の祖父宅が損壊したという。自身も福岡出身で、九州に近づく台風10号の動きを気にかけている。「被害が少ないことを願っています」。富士山麓から逆転優勝の吉報を届け、地元を元気づけられるか。(奥村信哉)

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(2020/09/05)