夏のシャンパーニュに合う、超簡単なキャビアそうめんの作り方(GQ JAPAN)
【リンク先抜粋】
(映像会議用アプリMicrosoft Teamsにて)
編集岩田(以下I) きょうはMicrosoft Teamsで取材を行いたいと思います。笠原さん、それではよろしくお願いします。しかし、今回のワインはすごいですね……ゴクリ。
エノテカ商品部 笠原亮(以下K) よろしくお願いします。ルイ・ロデレール クリスタルの新しいヴィンテージ2012がこの春発売、ということで1本送りました。このヴィンテージは、ビオディナミ農法のブドウを100%使ったシャンパーニュです。
I 1999年にシェフ・ド・カーブに就任したジャン・バティスト・レカイヨンさんが、2000年からはじめたビオディナミへの挑戦がついに実を結んだのですね。
K はい。化学肥料や農薬は使わず、すべて自然由来の堆肥で土壌の生命力を回復させ、持続可能なエコシステムが完成しました。2012年は、気温が低く、春になっても霜が続き、非常に厳しい年でした。しかし、7月から晴天が続き、収量が少ないながらも熟成度の高いブドウができました。
I 困難があったからこそ生まれたシャンパーニュなんですね。というわけで今回は夏のプレステージ・キュヴェにふさわしいキャビアそうめんを紹介します。ジャパンキャビアと吉兆がコラボした「熟成うま味キャビア」をディルとオリーブオイルで和えました。麺は太さ0.9mm前後がキャビアとの馴染みがいいと思います。
K 爽快なのどごしに、ディルの香りと、キャビアの濃密なうま味が絡み合います。大盛りで食べたいですね。
I では、ぼくは特盛りにします、とかいって。それはともかく、このクリスタルは非常においしいですね。グラン・メゾンによるビオディナミ農法、大歓迎したいです。
K シャンパーニュづくりのニューノーマルに乾杯しましょう!
【材料(1人前)】
素麺 1束
キャビア 6g
ディル 適量
オリーブオイル 適量
【作り方】
3リットル以上の湯を沸かし、素麺をゆでる。
1分30秒ほどゆでたあとに、水洗いし、氷水または冷水で1分ほど締める。
ボウルに水気を十分に切った素麺をいれ、キャビアを3gと、ディルをいれる。
オリーブオイルを適量いれ、和える。
皿に盛りつけ、素麺のうえにキャビアを3g盛り、ディルを少量散らして完成。