トルーマン・カポーティを語る証言の数々&貴重映像 真の姿に迫るドキュメンタリー予告解禁(クランクイン!)

【リンク先抜粋】
 20世紀の米文学を代表する作家の素顔に迫るドキュメンタリー映画『トルーマン・カポーティ 真実のテープ』より、貴重な映像や関係者の証言を盛り込んだ日本版予告編が、場面写真と共に解禁された。 【写真】マリリン・モンローとダンスをするトルーマン・カポーティ  本作は、『ティファニーで朝食を』や『冷血』で知られる天才作家カポーティの栄光と転落を振り返る文芸ドキュメンタリー。オバマ政権のソーシャル・セクレタリーを務めた経歴を持つイーブス・バーノーの監督デビュー作となる。  予告編は、日本版ポスターのキャッチコピー「私はアル中である。私はヤク中である。私はホモセクシュアルである。私は天才である。」というカポーティの印象的な言葉で始まる。椅子に腰掛けたカポーティの映像に、「指折りの人たらしよ」「掛け値なしの奇人だ」「ヴォルテール以来の騒がれよう」「ゲスな男だ」「ふしだらで楽しかった」「ドラッグ漬けだった」と、多くの証言者がその人となりを語る音声が重ねられる。  テレビ番組で「マーロン・ブランドの演技は素晴らしい。だがゾッとするほど頭が悪い」と強烈なジョークを飛ばす姿や、ハリウッドスターや有力政治家といった著名人たちが仮面をつけて集った“黒と白の舞踏会”での姿など、映し出されるきらびやかな生活ぶりは、まさしくセレブリティーそのもの。しかし、その生活は誰もが知るセレブたちの実態をスキャンダラスに描いた未完の問題作『叶えられた祈り』の発表をきっかけに崩壊していく。  「いろんな人に会うことのほうが執筆より大切になっていった」と養女が語るカポーティ。社交界を追放され、鎮痛薬に依存し、混乱した様子でテレビ番組に出演する姿も。予告編は、「ご用心を!」というカポーティ自身の自虐的とも取れる呼びかけで結ばれている。  場面写真は、マリリン・モンローとダンスをする姿や、「黒と白の舞踏会」で社交界のセレブ女性たちをエスコートする様子、画家アンディ・ウォーホルを従えたショット、眼鏡を手に目をつぶる思慮深き肖像、そしてソファで寝そべりながらカメラ目線を送る姿の5点。天才作家のさまざまな表情を捉えている。  映画『トルーマン・カポーティ 真実のテープ』は11月6日より全国順次公開。

続きはこちら

(2020/09/05)