こちらを見つめているのか…多波長で観測した神秘的な眼「らせん星雲」(sorae 宇宙へのポータルサイト)

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こちらは「みずがめ座」の方向およそ650光年先にある惑星状星雲「らせん星雲」です。太陽のように比較的軽い恒星が晩年を迎えると赤色巨星になって周囲に大量のガスを放出し、やがて小さな白色矮星へと進化して恒星としての一生を終えると考えられています。惑星状星雲は、赤色巨星から放出されたガスがまだ熱い白色矮星の放つ紫外線によって電離して輝いている天体です。 満点の星空や望遠鏡越しに見える天体は私たちの目を楽しませてくれますが、人間は可視光線と呼ばれるごく一部の波長の電磁波しか見ることができません。天体の性質をより詳しく調べるには、可視光線だけでなく赤外線、紫外線、電波、X線、ガンマ線といった別の波長の電磁波も利用した観測(多波長観測)が重要です。可視光線以外の波長で得られた観測データを擬似的に着色すると、人の目に映るものとは異なる天体の姿が見えてきます。

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(2020/09/05)