【パラ陸上日本選手権】女子走り幅跳び・中西 アジア新マークも「前の癖が残っている」と反省は忘れず(東スポWeb)

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 さすが世界女王だ。日本パラ陸上競技選手権(5日、埼玉・熊谷スポーツ文化公園陸上競技場)、女子走り幅跳び(T64)は、昨年の世界選手権で金メダルに輝いた中西麻耶(35=阪急交通社)が自己ベストを更新する大ジャンプを披露。アジア新記録となる5メートル70センチをマークした。 「練習のときから調子がよかった」。この言葉の裏には、新型コロナウイルス禍を言い訳にしないアスリート魂が込められていた。自粛期間中、競技場が使えない日々が続いても「練習の質が落ちなかった」と、公園や河川敷などを使ってトレーニング。限られた環境下でも己の技術を磨き続けた結果、日本選手権という大舞台で最高のパフォーマンスを披露した。  しかし、中西は全く満足していない。「走力は上がっている。以前は(走力がなかったので)踏み切りのときに頂点を高いところに持ってくることで、距離を稼いでいた。今はスピードあるので、頂点を高く持っていかなくても飛距離が伸びる。ただ、前の癖が残っているので、悪いブレーキにつながっている。だから、もう少しスピードを生かした踏み切りに持っているように」と、さらなる高みを見据えている。  来夏の東京パラリンピックへ、まだまだ中西の進化は止まらなさそうだ。

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(2020/09/05)