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　4日（金）は、全国的に変わりやすい天気となり蒸し暑さが続くでょう。 　また台風10号は、日本の南海上を発達しながら北上しています。台風への備えをお願いします。 　台風9号は、3日（木）の午後に日本海で温帯低気圧に変わりました。4日（金）は、日本海側では低気圧からのびる前線の影響を受けるでしょう。 　雨の降り方は、断続的というのが特徴です。日本海側では前線に伴う雨、太平洋側では台風10号からの湿った空気が流れ込み続けます。1日に何度か雨が降ったり止んだりを繰り返しそうです。 　午後は全国的に雷の発生する確率が高くなっています。急な雷雨にご注意下さい。南風の影響で朝から気温が高く、最低気温は25℃以上の熱帯夜となるでしょう。 　最高気温は、30℃を超えて蒸し暑さが続きそうです。 　また、台風10号が日本の南の海上にあってすでに暴風域を伴っています。 　今後さらに発達しながら、5日（土）から6日（日）にかけて沖縄地方に接近し、その後九州の西へ進む見込みです。 　5日（土）から6日（日）にかけて予想される台風の中心気圧は915ヘクトパスカル、最大瞬間風速が80メートルとなっています。 　台風10号は沖縄の大東島地方に直撃するおそれがあり、大東島地方ではこれまで経験したことないような暴風となる可能性があります。周辺に飛ばされやすいものがないか、今一度確認をお願いします。記録的な暴風、大雨、高波、高潮に警戒して下さい。（南大東島のこれまでの最大瞬間風速1位は65.4メートル、1961年10月2日） 　その後も特別警報級の勢力を維持したまま北上を続け、6日（日）から7日（月）にかけて奄美地方から九州に接近または上陸するおそれがあり、広い範囲で甚大な影響を受ける可能性があります。早めの台風対策が必要です。 （気象予報士・崎濱綾子）

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(2020/09/03)