FA権取得の中日・大野雄大にメジャーも触手 左腕のお値段と獲得を狙う球団(日刊ゲンダイDIGITAL)

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 では、実際に大野の獲得を検討しそうな球団はどこか。前出の友成氏は「レンジャーズ、カブスあたりが目をつけている可能性が高い」と、こう解説する。 「レンジャーズは今季、リーグ下位に低迷。投手陣の再建は急務です。つい先日、先発左腕のマイナーをトレードで放出している上に、今季ツインズから獲得したギブソンが1勝4敗と低調。大野に対する需要はあります。過去に、ダルビッシュ(現カブス)を筆頭に、日本で活躍した大塚晶則(中日など)、ルイス(広島)、バーネット(ヤクルト)、マーティン(日本ハム)を獲得して成功した実績もある。カブスはベテラン左腕のレスター(36)が今季で6年契約が満了。仮に退団となった場合は、投手の中心はダルビッシュとヘンドリクスの2人になり、彼らに続く先発投手の補強が必要不可欠。球団のエプスタイン副社長は2018年にダルビッシュを6年総額約137億円で獲得しただけでなく、レッドソックスGM時代にも松坂、上原、田沢を獲得するなど、かねて日本人投手を高く評価している。レッドソックス、ダイヤモンドバックス、エンゼルス、ナショナルズといった投手力に不安がある球団も、大野に関心を示している可能性があります」  当の大野は、7月31日に国内FA権の取得要件を満たした際、「先のことについてはまだ考えていない。とにかくシーズンに集中したいです」とコメントした。その一方で佛教大時代、アマチュアの国際大会で日本代表に選ばれ、メジャーに対する憧れを抱いたという。さる中日OBがこう言う。 「同級生の田中将大(ヤンキース)や前田健太(ツインズ)がメジャーで活躍、本人もいずれはメジャーで、という思いを抱いていたことは確か。18年は0勝に終わるなど、最近はその手の話は聞こえてこなかったが、メジャーが注目することで、その思いが再燃する可能性はあるでしょう」  ただ、大野がメジャー挑戦するためには、中日がポスティングを容認する必要がある。前出のOBが続ける。 「中日は昨オフの契約更改で大野に3年3・6億円程度の複数年契約を提示しながら、本人の希望で単年契約になった。大野がFA権を行使すれば、引き留めには少なくとも倍額の3年7・2億円以上は必要です。海外FA権の取得は2年後の22年オフになるものの、中日は過去に大塚やチェンのポスティングを認めている。巨人や阪神といった同一リーグのライバル球

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(2020/09/03)