【F東京】ルーキーMF安部柊斗の2発など3―0で名古屋下す 4年ぶりに準決勝へ(スポーツ報知)
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◆YBCルヴァン杯▽準々決勝 F東京 3―0 名古屋(2日・味の素スタジアム)
F東京は2日、ルヴァン杯準々決勝で名古屋と対戦し、大卒ルーキーのMF安部柊斗の2得点など3―0で完封勝利を収めた。2016年以来、4年ぶりとなる準決勝へ駒を進め、川崎との対戦が決まった。
前半37分、FWディエゴオリベイラが相手をスルスルとかわしながらドリブルで突破し、ゴール前へグラウンダーの右クロスを供給。走り込んだFW永井謙佑がスルーすると、最後はペナルティーエリア左の安部が左足で押し込んだ。さらに後半8分、ディエゴオリベイラの折り返したボールに安部が合わせ、2点目を奪った。後半途中から強い雨が降り出し、視界が悪くなったが、F東京の勢いは止まらず。後半31分には、途中出場からわずか2分のFWアダイウトンがドリブルで独走し、GKとの一対一を右足で冷静に決めた。
試合後、長谷川健太監督は「先制点がカギと話していて、いい形で勝てた。柊斗のプレーは去年から見ていて、ゴール前の決定力、ラストパスを出すセンスがあるのは分かっていた。(8月19日の広島戦で)点を決めて、1つ自信をつけたことで持ち味を出せるようになってきたと思う」と振り返った。また安部は「結果的に3―0で勝てて2点が自分のゴールだったのは素直にうれしい」。準決勝の相手、川崎とは今季7月のリーグ戦で0―4の大敗を喫している。そのリベンジを見据え、「その負けからチームも成長している。今の東京なら川崎も倒せると思う。もっとチームでまとまって川崎に完勝したい」と気合いを込めた。