「気づいた時には火だるまに…」 ガスバーナーで同居男性殺害 北海道新冠町(HBCニュース)
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日高の新冠町で、男性が頭にガスバーナーで火をつけられ、死亡した事件。逮捕された女と男性の間には、以前から暴力トラブルがありました。
男性を自宅に送ったタクシーのドライブレコーダーの映像です。住宅の中から火の手が上がった後、火に包まれた男性が外に出てきました。
「助けて!」(女の声)
「なにやってんだよ!」(男の声)
「すみません、消防呼んでください、消防」(女の声)
新冠町の無職、古賀麻美(こが・あさみ)容疑者は、30日午前1時すぎ、自宅の玄関付近で同居する関谷昭彦(せきや・あきひこ)さんの頭にガスバーナーで火をつけて殺害した疑いで、31日送検されました。
2人で暮らしていた古賀容疑者と関谷さん。事件前日の午後6時ごろからは、新ひだか町内の焼肉店で食事をしていました。
「古賀容疑者は、関谷さんの育てた競走馬が、競りで売れたことを2人で祝っていたということです」(記者リポート)
古賀容疑者は、午前0時ごろ先に1人で家に帰り、寝ていました。
「お客さん、着きましたよ。起きてください」(タクシーの運転手)
午前1時ごろ、関谷さんを家まで乗せたタクシーの運転手は、2人が口論になるのを目にしました。
「男性が倒れたのと同時に灯油が倒れて男性にかかった感じ。気づいたら(古賀容疑者が)家に戻って、ガスバーナーに火をつけた状態で男性の頭に向けた」(タクシーの運転手)
2人は数年前から互いの暴力を警察に相談していました。また、関谷さんは知人に対し、「殺されるかもしれない」とも漏らしていたといいます。
「普通に飲んでいても大げんか。大概がお酒に飲まれて…お互いが」(関谷さんの元勤務先の男性)
古賀容疑者は、事件直後には火をつけたことを認めていたということですが、その後の調べに対し、「関谷さんに起こされてからの記憶がない。気づいた時には火だるまになっていた」と容疑を否認しています。
古賀容疑者は、関谷さんにつけた火を消そうともしていて、警察は事件の詳しいいきさつを調べています。