中国銀「コロナ債」100億円発行、地銀初 10月、地場中小企業を支援(山陽新聞デジタル)

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 新型コロナウイルス感染症の影響を受けている地場中小企業などを支援するため、中国銀行(岡山市北区丸の内)は31日、「コロナ債」と呼ばれる社債を10月に発行すると発表した。同行によると、地方銀行がこうした社債を発行するのは初めてという。国連の持続可能な開発目標(SDGs)の理念に基づく取り組みの一環で、社会貢献を明確にして投資を呼び込む。  返済の優先順位が低く、自己資本に算入できる劣後債として総額100億円発行する。償還期間は10年。財務基盤を強化することで融資余力を高め、資金繰りが悪化した企業の融資などに充てる。同行の新型コロナ関連融資残高は7月末現在1965億円。感染症の収束は見通せず、今後も資金需要は続くとみて発行に踏み切った。  本年度スタートした中期経営計画の柱の一つ「地方創生、SDGsの取り組み強化」として対応。感染拡大で事業継続のピンチに立たされている取引先は少なくなく、同行は「経営の健全性を保ちつつ、コロナ対策に強い覚悟で臨む」としている。  コロナ債は、企業の社会問題などへの貢献度を評価基準とする「ESG投資」の一種。購入者は機関投資家が中心という。格付け会社などのお墨付きを得て発行される。国内の金融機関では三菱UFJ銀行(東京)が発行している。

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(2020/08/31)