阪神異例13連戦は巨人戦カギ ブルペンデーも示唆(日刊スポーツ)

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ミラクル逆転Vで花道を飾る-。矢野阪神が総力戦で1日ヤクルト戦(甲子園)から始まる13連戦に臨む。異例の長期連戦には6・5ゲーム差で追う首位巨人との4連戦も含まれる。チームはシーズンの折り返しとなる60試合を終え、貯金1でターンと上げ潮ムード。今季限りの現役引退を発表した藤川球児投手(40)のラストシーズンを華々しく飾るためにも、長い戦いを勝ち抜く。 【写真】明るい表情でランニングする、阪神秋山、高橋、青柳    ◇   ◇   ◇ 異例の13連戦を前に矢野監督は、語気を強めた。 「巨人だけにちょっとやられているし、巨人を倒さないと上には行けないんでね。そういうところではどう攻略していくか。どう倒すかが大事な部分。でもまず巨人戦の前のヤクルト戦をしっかり入って、準備を整えないことには、巨人戦、さあいくぞとはならない」 9月1日から41日間で38試合という過密スケジュールが幕を開ける。その最初が11年以来、9年ぶりとなる13連戦。まずヤクルト3連戦、巨人4連戦を本拠地甲子園で迎え撃つ。6・5ゲーム差で追う巨人との今季の対戦成績は2勝8敗。連戦中に自力Vの可能性も消滅しかねない状況で、独走態勢のジャイアンツを止められるかがカギだ。 キーワードは矢野監督が掲げる全員野球だ。この日、甲子園で行われた投手練習を見守った金村投手コーチは、13連戦中に救援陣で先発から継投する「ブルペンデー」を設けることを示唆した。「1試合どこかでブルペンデーというか谷間を作って、しっかりと6人の先発が長いイニングを投げてくれるのが理想ですね」。先発、ブルペンともにフル稼働させる。 待ちわびたキャプテンも戦列に加わる可能性がある。右手有鉤(ゆうこう)骨骨折でリハビリ中だった糸原が1日のウエスタン・リーグ広島戦(鳴尾浜)で実戦復帰する。復帰戦は二塁スタメンで起用される見込みで、矢野監督も「思ったより早かったんでビックリしている」。ナイターの1軍戦前に、その目で状態を確かめる予定だ。また、開幕直後から右肩のコンディション不良で戦列を離れた中継ぎ右腕エドワーズも、すでに連戦テストをクリア。スタンバイOKだ。 優勝するための理由が、また1つ出来た。この日の午後、藤川の今季限りでの現役引退が発表された。球団史に輝くレジェンド。矢野監督が現役時代に女房役としてボールを受けていた数少ない現役選手

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(2020/08/31)