新学期 登校したくない君へ 迫田さおりさん(KKB鹿児島放送)
【リンク先抜粋】
夏休み明けの前後に全国的に増える傾向にあるのが子どもの自殺です。「Jチャン+」では学校に行きたくないという悩みを抱える子どもたちに向けてメッセージをお届けしています。きょう31日は迫田さおりさんからのメッセージです。
元女子バレーボール選手の迫田さおりさん。オリンピックに2大会連続で出場と華々しい経験もある迫田さんに学生時代の様子を聞きました。
(迫田さおりさん)
『積極的にみんなの先頭に立つこともできなかった。今振り返ってみても、とっても楽しかったとは言い切れない』
そんな迫田さんの心を支えていたのが、小学3年生から始めたバレーボールでした。
(迫田さおりさん)
『同じ目標を持っている仲間と一緒にいられるだけでも、少し前向きになれた。たぶん表情や目つきも(教室にいるときと)違ったと思う』
同じものに夢中になれる仲間を作ることが自分の居場所を見つけるきっかけになりました。
(迫田さおりさん)
『仲間を見つけるのが苦手な子もいると思うけれど、同じ趣味・特技を持つ仲間が必ずいると思う』
本が好きなら図書館へ、運動が好きなら公園へ。自分の趣味・特技に通じる場所に出かけることで仲間に出会える可能性が広がるといいます。
(迫田さおりさん)
『学校という同じ場所だけでくくるのではなくて、地域全体に友達ができても楽しいと思う』
学校に居場所がないと悩んでいる君へ―
(迫田さおりさん)
『行動に移すということは、なかなか勇気がいるし、一歩引いてしまう部分があると思うけれど、身近なところから声をかけて、協力してもらいながら、周りに仲間を作っていくのもいいと思う。自分らしさを忘れずに前向きに、人生一度きりなので楽しんでもらえたら』