お小遣い制でマネー教育 「やったらいくらくれる?」わが家の解決方法(マネーの達人)
【リンク先抜粋】
マネー教育の一環として、「おだちん制・お小遣い制」を導入し始めるとかならず出てくるのがこの悩みです。
たとえば、「ポストの郵便物をとってきてくれたら、20円」というおだちん制を始めたとします。
最初は、意気揚々とお手伝いをしてくれて、「ありがとう!はい20円ね」と渡すと「やったー!」と喜び、順調にスタートします。
そこで、「ちょっと、ついでに玄関の靴をそろえてきてよ」というと、
「えー。それじゃあ、30円にしてくれるのー?」
と追加要求をするようになる子もいます。
■対応1:マネー教育のチャンスと考える
日本ではあまりお金の話をするのを推奨しない文化があるのかもしれません。
しかし、マネーに関心を持ち、「働きによって給料が異なる」ことを知るのは非常に重要です。
子どもが「お金」の発言をするのは、「お金があれば何でも買える」と知っている証で発達の過程においては、当然の成り行きです。
そのため叱ったり否定したりせず、うまく話し合い子どもの成長につなげるのがおすすめです。
子どもが大人になり自立するためには、「やれるようになった方がいいこと」がたくさんあります。
洗濯・掃除・料理などの家事は、学校では習いませんが自立には必要です。
多岐にわたる家事の数々を、高いモチベーションで仕込んでいくのに、おだちん制はピッタリです。
子どもが「いくらくれるの?」と言ったらチャンス!と考え、一緒にお手伝い表を作ってみます。
・ ポストに郵便物を取りに行く:20円
・ 家族全員の靴をきれいにそろえる:追加5円
・ みんなの洗濯物を干す:30円
・ 干してあった洗濯物を取り入れてたたむ:追加20円
・ 大人が手伝ってやる:減額10円
など、それぞれの家庭に合ったお手伝いを加えます。
その結果、子どものできることが増え、家族も助かり、子どももお小遣いがたまるという「三方よし」が実現できます。
■□わが家の実践結果□□
小2と年中の男の子ふたり兄弟にとって、「自分にできそう × 親が助かるお手伝い」がマッチしたとき、お手伝いが増える結果が得られました。
掃除やるよーと声をかけると、長男が「えー、やったらいくらくれる?」と言ってきました。
「それじゃあ、(掃除機をかける手順説明)これをキレイに2人で出来たら、20円ね。」と説明すると、ふたりは「よっし