斎藤佑樹は引退報道をバネに巻き返せるか、ボロボロになるまで“ハンカチ王子”という宿命(週刊女性PRIME)

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 早稲田実業時代、3年生の“夏の甲子園”決勝で延長引き分け再試合の末、優勝。汗を青いハンドタオルでぬぐうという、野球選手らしからぬ爽やかさもあいまって「ハンカチ王子」という愛称がつき、これは流行語大賞にも選ばれた。『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)では「オナラ王子」というパロディも生まれ、日本高等学校野球連盟が抗議したりしたものだ。  早稲田大学進学後も1年の春からエースを務め、いきなり日本一を達成。4年の秋にも日本一になった。このシーズンの早慶戦(早稲田大学対慶應義塾大学)で発した「持ってる」に関連した言葉が、二度目の流行語大賞に選ばれている。  また、プロ入り後も2年目に開幕投手として完投勝利をあげるなど、しばらくは華のあるところも見せていたのだ。  なお、筆者は野球オタクでもあり、斎藤については高2から生でのプレーを観てきた。とりわけ印象的なのは、大学1年の6月、全日本大学野球選手権初戦での姿だ。彼は9回2死1、3塁のピンチにリリーフで登場したが、相手の九州国際大の4番・松山竜平(現・広島東洋カープ)にフェンス直撃の二塁打を浴びてしまう。しかし、二人目の走者が本塁で憤死。2対1で辛くも逃げ切った。さすがに高校時代から「持ってる」と言われ続けてきた投手だと実感したものだ。  また、当時の人気はすさまじく、普通なら余裕で座れるバックネット裏の特等席ゾーンがいわゆる佑ちゃんファンのオバサンたちで占拠されていた。リリーフ登場時の大歓声から、打たれた瞬間の悲鳴、勝った直後の安堵まで、そのパワフルな一喜一憂に圧倒された記憶がある。

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(2020/08/31)