子どもの自己肯定感を育む「教え過ぎない」子育て(ベネッセ 教育情報サイト)

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「私の両親は、すごく私を大切に育ててくれたと思います。特に、母は、私のことを大事に思うあまり、過保護なところがありました。小さい頃から、私がモタモタしていると、すぐに手を出してくるんです。例えば、靴ひもがうまく結べないような時も、『ほら、貸してごらん!私がやってあげるから』って。『今日は寒いから、これを着て行きなさい』とか『帰ったら、まずうがいして』とか、いちいち言っていました。 私には勉強してほしいからと、家の手伝いもあまりさせませんでした。何か手伝おうとすると、『いいから、あなたは勉強に時間を使いなさい』と。学校での悩みを少しでも話そうものなら、過剰に心配して、『先生に言ってあげようか』とか『こうすればうまくいくよ。こうしなさい』と口を出してくるんです。 高校に入った時、周りの友達がすごく大人に見えてびっくりしました。友達は、自分のことは何でもパパッ!とできるし、自分の考えを持っているし、すごく劣等感を覚えました。『親にやってもらわないと何もできない自分』と思えて、自己肯定感は低かったです。 もちろん、親には感謝していますけど、今、思うと、あのままずっと手や口を出され続けたら、自分では何もできない大人になっていたと思います」

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(2020/08/31)