マカオのジャイアントパンダ「開開」が12歳の誕生日迎える(マカオ新聞)

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 マカオ・コロアン島の石排灣郊野公園内にあるマカオジャイアントパンダパビリオンでは、1組のつがい(オスの開開/Kai Kaiとメスの心心/Xin Xin)、2016年6月26日に誕生した双子(いずれもオスで健健/Jian Jianと康康/Kang Kang)の4頭のジャイアントパンダが飼育、展示されている。  同館を管轄する市政署(IAM)は8月31日、開開の12歳の誕生日にあたる同月24日にマカオジャイアントパンダパビリオンで祝賀イベントを開催したと発表。ランチタイムに飼育スタッフが心を込めて作ったという甘い果物を使った特製アイスケーキが開開にプレゼントされ、招待参加した地元の託児所に通う子どもらから祝福された。  現在の開開の体重は前年の誕生日から18kg増となる129kgで、健康、精神状態ともに良好とのこと。ジャイアントパンダの主食は竹だが、食欲を増進させるため副食品の比例を調整して必要な栄養を確保しているという。また、夏シーズンには水遊びや氷の塊で遊ぶなどして過ごしているとした。  開開は心心とともに2014年12月にマカオ返還15周年を記念して中国中央からマカオへ贈られることが決まったもので、2015年4月30日に四川省のパンダ保護研究センターからマカオへ空路到着し、同年6月1日からマカオジャイアントパンダパビリオンで一般公開がスタートした。開開と心心の息子にあたる双子の健健と康康は6月26日に4歳、心心は7月5日に13歳の誕生日をそれぞれ迎えている。  マカオジャイアントパンダパビリオンの入館料は10パタカ(日本円換算:約133円)で、世界で最も安価でパンダを見学できる施設のひとつとして人気を博している。

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(2020/08/31)