【小さなチャレンジャー】DS英国法人トップに訊く 販売促進よりブランドの認知度を優先(AUTOCAR JAPAN)

【リンク先抜粋】
text:AUTOCAR UK編集部 translator:Takuya Hayashi(林 汰久也) 【写真】DS 9、7、4、3【美しいDSのラインナップを見る】 (70枚) DSは新型コロナウイルスの影響で販売が打撃を受けたことにより、今後は「量を求める」のではなく、小売事業の成長とブランド認知度の向上に注力すると、英国法人の社長は述べた。 また、2021年後半までに6台のモデルをイギリスで発売する。具体的にはDS 9、DS 4が、現在のDS 3クロスバック、DS 7クロスバックというラインナップに加わる。そしてそれぞれに「Eテンス」バージョンを追加される予定だ。 英国法人のアラン・デスカット社長はAAUTOCARに対し次のように述べている。 「イギリス市場におけるポジションは維持してきましたが、年間累計の売上高は45.4%減でした」 「英国市場でシェア0.14%のわたし達は、小さなチャレンジャーです。プレミアムブランドに追いつくには、おそらく20年から30年は時間がかかることはわかっています。この国は、ヨーロッパで最も競争の激しい高級車市場の1つですから」 DSは今年、英国で1146台を登録した。これは、PSAグループのシトロエンの10%以下、メルセデスの約2%以下であるが、ライバルのアルファ・ロメオよりは多い。 対照的に、フランスでのDSの市場シェアは現在10%を超えている。 「わたし達は、顧客に認知してもらうために敷居を低くする必要があります。わたし達がどこから来たのか、そしてわたし達の提案のユニークさを伝え、製品をアピールしなければなりません」とデスカット。 また、現在では売上の4分の1以上を占めるようになった電動化モデルの普及率の高さや、第1四半期の車両平均CO2排出量が79.7g/kmであったことなどのポジティブな点も指摘している。最も近いライバル・ブランドのCO2排出量は約110g/kmである。 DSにとって当面の優先事項は、オンライン購入プラットフォームを推進することであり、「数週間以内に」準備ができると言われている。これは、実店舗のディーラーを犠牲にすることはないという。 「物理的な過程をオンラインに反映したいと考えています」 「わたし達はディーラーに納車してもらうことになるので、その過程で物理的な店舗から離れること

続きはこちら

(2020/08/31)