日本ハム金子が初回5失点KO「紙一重」栗山監督(日刊スポーツ)

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<ソフトバンク9-1日本ハム>◇28日◇ペイペイドーム 日本ハム先発の金子弌大投手(36)が、自己最短の初回5失点でKOされた。28日ソフトバンク13回戦(ペイペイドーム)で、今季2度目の先発。打者10人の猛攻を受け、1回6安打5失点で降板した。先発登板ではプロ16年目で最短KO。1-9で完敗したチームは痛恨の2連敗で、上位進出に足踏みとなった。 【写真】栗原陵矢に右越え2点本塁打を浴びた金子弌大   ◇    ◇    ◇ 三塁側ベンチには、重い戦況を見つめるしかない金子がいた。今季2度目の先発マウンドを、早々に去ってしまった。1点リードの1回裏、連打で無死一、三塁を背負うと柳田への二ゴロの間に同点とされた。続くグラシアルに勝ち越し適時二塁打、栗原には2ランを献上。ソフトバンク打線を止められず、打者10人の猛攻を受け、5失点で降板した。 ベテランの域に達しても、初めて味わう屈辱だった。プロ16年目で、先発した試合での1イニング降板は自己最短。オリックスではエースとして、主戦場だった先発マウンドで、苦しんだ。今季は21試合目の登板で先発は7月11日オリックス戦以来、2度目。栗山監督は「弌大の場合は紙一重なところ。流れがつかめないところもあると思うし」と、おもんばかった。 十分な調整期間を経て、臨んだはずだった。7月25日、前回の対ソフトバンク戦では3番手で3回無失点。今回は「長いイニングをいくつもりだった」(栗山監督)。中継ぎ登板した8月21日楽天戦から登板間隔は中6日空けられたが、生かすことが出来なかった。 嫌な流れは、守備にも伝染した。4回1死から捕逸での振り逃げを許し、さらに1死一、二塁で清宮がゴロをはじく失策。満塁のピンチを招き、中犠飛で加点を許した。27日西武戦での失策に続き、失点につながった。チームは今季初の移動ゲームで敵地に乗り込み、2連敗。シーズン120試合のちょうど折り返しを終えた。敗戦を受け止め、上位浮上へのきっかけを見いだしていく。【田中彩友美】

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(2020/08/28)